
ところで、そもそも"Walküre"とは何なのか。以下、ウィキの「ワルキューレ」の記事を引用:
ワルキューレ(ドイツ語:Walküre)は、北欧神話に登場する複数の半神。戦場において死を定め、勝敗を決する女性的存在である。彼女たちは王侯や勇士を選り分け、ヴァルハラへ迎え入れて彼らをもてなす役割を担ったが、これは尚武を旨(むね)とするヴァイキングの思想を反映したものと考えられる[1]。ちなみに「ヴァルハラ(ドイツ語:Walhalla)は、北欧神話における主神オーディン(=ヴォータン)の宮殿。古ノルド語ではヴァルホル(Valhöll、戦死者の館)という。」
日本語として定着した「ワルキューレ」は、Walküre のドイツ語での発音「ヴァルキューレ」に由来する。北欧神話の原語である古ノルド語では、単数形が valkyrja(ヴァルキュリア、ヴァルキュリャ)、複数形は valkyrjur(ヴァルキュリウル)で、語義は valr(戦場で横たわる死体)と kjόsa(選ぶ)を合わせたもので、「戦死者を選ぶ女」を意味する[2]。英語では valkyrie(ヴァルキリー)という。
舞台の映像はGP(ゲネプロ)のようだが、ヘッセン放送のニュース番組で放送されたもの。A video by hronline.de with images from the new production of Die Walküre by Richard Wagner
produced by Vera Nemirova for Oper Franfurt and premiered on October 31 2010.
双子の兄妹でありながら愛し合うことになるジークムント役のFrank van Aken(T)とジークリンデ役のEva-Maria Westbroek(S)のインタビューが挿入されているが、興味深いことに、いずれもオランダ人であるだけではなく、実際に、ご夫婦らしい。
Terje Stensvold als Wotan und Susan Bullock als Brünnhilde in einer Szene der "Die Walküre"
an der Oper Frankfurt. Foto: dpa
(この槍の穂先を恐れる者は、決してこの炎を越えるな!)
間違いなく終幕のシーンだと思うが(2日付フランクフルター・ルンドシャウ紙の記事より)、こんな舞台写真を見てしまうと(「序夜」の《ラインの黄金》を観ているだけに)観に行きたくなってしまうので困る。残りは、11月4日、7日、11日、18日、21日、28日の6回。尤もすでにチケットは完売しているので、いまさらジタバタしても始まらない(?)