Das Notizbuch von ka2ka ― ka2kaの雑記帳

ティーレマンは超早口

今月のクラシカジャパンは指揮者クリスティアン・ティーレマンのドキュメンタリー番組を放映している。
昨夜(10日)は「小さな音楽談義~ティーレマンと子供たち」と題して、そのタイトル通りの番組だったが、意外というか、ちょっと吃驚したのは、ティーレマンの話すスピードとその話し方。もちろんドイツ語なのだが、一瞬、早回しになっているのかと思ったほど。これを早口と言わずに何と言うか。もともといわゆるベルリン子は早口といわれるが、それにしてものレベル。言い換えれば、実にせわしい話し方。この話し方と「ドイツ・ロマン派音楽」とがどう結びついているのか、いないのか。

ちなみに今夜(11日)は午後11時から「ポートレート『クリスティアン・ティーレマン』」と題する興味深い映像が見られそう。
ポートレート『クリスティアン・ティーレマン』
初回放送:12月11日(木)23:00
原題で「ロマンティックなひねくれ者」とサブタイトルが付いた、ドイツ・ロマン派音楽を得意とする指揮者ティーレマンの人間と音楽を紹介するドキュメンタリー。ミュンヘンに生まれ、ミュンヘンで育ち、ミュンヘンで亡くなった作曲家R・シュトラウスの山荘を訪ねるティーレマンや、ウィーン・フィル、バイロイト音楽祭でのリハーサルシーンなど、珍しい映像が満載です。
[出演]クリスティアン・ティーレマン、ルネ・コロ(テノ-ル歌手)アルブレヒト・マイヤー(ベルリン・フィル首席オーボエ奏者)プラシド・ドミンゴ(テノール歌手)他
[監督]フェリックス・シュミット
[制作]2007年
(約54分)

写真は今年の2月、ウィーンの楽友協会での演奏後に隠し撮りしたティーレマン(記事)。
ティーレマンは超早口_d0103632_824826.jpg

by ka2ka55 | 2008-12-11 08:05 |