DVD購入
・ロッシーニ:歌劇『泥棒かささぎ』全曲本演目は今年3月の藤原歌劇団の公演を観て以来、大好きな演目になった。ハイライトではあるがNHKでその公演が放映され、録画を何度も観た。まず音楽がすばらしい。序曲はあまりにも有名だが、序曲は文字どおり序曲にすぎず、全編を通じて音楽だけでも感動ものなのだ。その全編が滅多に上演されないのはなぜなのか。
ミケーレ・ペルトゥージ(Bs 代官)
マリオラ・カンタレロ(S ニネッタ)
ディミトリ・コルチャク(T ジャンネット)
マヌエラ・クステル(Ms ピッポ)
アレックス・エスポジト(Br フェルナンド)
ポオロ・ボルドーニャ(Br ファブリツィオ)
クレオパトラ・パパテオロゴウ(Ms ルチア)
ステファン・チフォレッリ(T イザッコ)、他
プラハ室内合唱団
ボルツァーノ・トレント・ハイドン管弦楽団
リュウ・ジャ(指揮)
演出:ダミアーノ・ミキエレット
収録:2007年8月、ペーザロ(ライヴ)
収録時間:201分
画面:カラー、16:9
音声:DD 5.1 / LPCM 2.0
字幕:伊英独仏西
NTSC
Region All
それはともかく、今回、このDVDを観てまず気づいたのは、日本語のタイトルからではわからないが、原題("La Gazza Ladra")を見れば明らかなように、これは女性名詞であるということ。つまり、この「かささぎ」は女性(メス)なのだ。藤原の公演ではラジコンでカササギの模型を飛ばしていたため性別は明らかではなかったが、これは女性(メス)である必然性がある? いや、じっさいに本公演の中では人間の女性(Sandhya Nagaraja)がかささぎを演じていて、その演出がちょっと凝って(?)いる。どう凝っているか。それは見てのお楽しみ。って、だれか見るだろうか。
フィレンツェ歌劇場2004年
・ベッリーニ:歌劇『夢遊病の娘』全曲
アミーナ:エヴァ・メイ
伯爵ロドルフォ:ジャコモ・プレスティーア
テレーザ:ニコレッタ・クリエル
エルヴィーノ:ホセ・ブロス
リーザ:ジェンマ・ベルタニョッリ
アレッシオ:エンリコ・トゥルコ
公証人:サヴェリオ・バンビ、他
フィレンツェ5月音楽祭管弦楽団&合唱団
ダニエル・オーレン(指揮)
フェデリコ・ティエッツィ演出
収録:2004年1月31日、フィレンツェ、テアトロ・コムナーレ(ライヴ)
収録時間:130分
画面:カラー、16:9
音声:LPCM Stereo, Dolby Digital 5.1, DTS 5.1
字幕:日本語・イタリア語
NTSC
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