本日のCD: Martha / Flotow
それにしても、これ、たしかにオペレッタではなく、フツーのオペラなんだね。しかもドニゼッティのベルカントオペラを髣髴とさせる心地よさ。来月の実演がますます楽しみになってきた。フォルクスオーパーなので、まずハズレはないに違いない。
また、懐かしい感じがするのは、繰返し歌われる「庭の千草」(夏の名残のバラ)のせいかもしれないが、「マッパリ」で知られるテノールのアリア(M'appari tutt'amor)もたしかに聞き覚えがあった。これはちょうど《愛の妙薬》の「人知れぬ涙」のような感じ。
ちなみにYTを検索すると、レバインがピアノを弾いてパバロッティが歌っている動画や、中でも音のみだけどフリッツ・ヴンダリッヒ(1930-1966)の歌唱はさすがグッとくる。