Das Notizbuch von ka2ka ― ka2kaの雑記帳

ジャコメッティとシーレ

今回の旅行中に特に印象に残った芸術家としては、スイスの彫刻家・アルベルト・ジャコメッティ(1901-66)とオーストリアの画家・エゴン・シーレ(1890-1918)が挙げられる。
両者の日本での知名度はよくわからないが(わたし自身、名前を知っていた程度)、特にジャコメッティについては、たぶんスイスでは知らない人はいないだろう。なぜなら、100スイスフラン紙幣の肖像の人物だから。チューリッヒ美術館には常設のコーナーが設けられているが、その作品は1回見たらけっして忘れられなくなるほど(笑っちゃうほど)特徴的だ。
一方、シーレについては、作品そのものはほとんどがウィーンの美術館所蔵または個人所有で、辛うじてシュトゥットガルトの美術館で1作品を見ることができた。その作品はどうということはないのだが、売店にあった画集を見てびっくり。思わず買ってしまったのだが、税関で没収されなくてよかったよ。
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by ka2ka55 | 2007-09-10 18:37 |