ジャコメッティとシーレ
両者の日本での知名度はよくわからないが(わたし自身、名前を知っていた程度)、特にジャコメッティについては、たぶんスイスでは知らない人はいないだろう。なぜなら、100スイスフラン紙幣の肖像の人物だから。チューリッヒ美術館には常設のコーナーが設けられているが、その作品は1回見たらけっして忘れられなくなるほど(笑っちゃうほど)特徴的だ。
一方、シーレについては、作品そのものはほとんどがウィーンの美術館所蔵または個人所有で、辛うじてシュトゥットガルトの美術館で1作品を見ることができた。その作品はどうということはないのだが、売店にあった画集を見てびっくり。思わず買ってしまったのだが、税関で没収されなくてよかったよ。