▼キンガ・ドバイ(
Kinga Dobay, 1975-, ルーアニア)(Ms)公式
HPWikiの記事によると、1975年ルーマニアの
トゥルグ・ムレシュ(Târgu Mureș)出身のドイツ・ハンガリー系メゾソプラノ歌手。ちなみに祖父(シュテファン・ドバイ(
Stefan Dobay, 1909-1994)は有名なハンガリーのサッカー選手だったとのこと。
当初、バイオリンを学んだ後、ミュージカルとオペラの歌唱を独ライプチヒ音楽大学で学び、オペラデビューは2003年《カルメン》のタイトルロール。翌2004年4月には藤原歌劇団公演ヴォルフ・フェラーリの歌劇《Il Campiello~イル・カンピエッロ(小さな広場)》@新国立劇場中劇場にOrsola役で出演、さらに同年9月には上野、2005年3月には富山の公演でそれぞれカルメン役として来日しているようだが、その後の来日歴は確認できない(Operabaseのスケジュール一覧(
Terminplan)を参照)。また、カルメン役でゼンパー(ドレスデン)に出演している以外、超メジャーな歌劇場の出演歴はないようだが、オペラ以外、オペレッタやミュージカルでの出演も多く、芸達者というか、コメディアンと見間違うような演技力を発揮した動画が公開されていて興味深い(下記参照)。
▼参考動画