注目オペラ歌手(46)マヌエラ・ウール(Manuela Uhl, 1971-, 独ラーベンスブルク)(S)
今年5月から6月にかけて新国立劇場(NNTT)で上演される《ローエングリン》(再演)におけるエルザ役で出演予定のソプラノ。1971年生まれで今年45歳になるので「若手」とは言い難いが、演出が陳腐で面白味がなく、指揮者や題名役を含めてあまり期待できない(などと正直に書くと顰蹙を買いそうだが)同公演の中ではオルトルート役のぺトラ・ラング(Petra Lang)(Ms)とともに個人的に注目できる歌手と言えるかもしれない(少なくとも、ドイツ語に関しては問題なさそう…)。ちなみに来日直前のベルリン(DOB)で上演される《ローエングリン(Lohengrin)》にもエルザ役(題名役も同じくK.F.フォークト)で出演が予定されている。尚、NNTT初登場とのことだが、これまでの来日歴については不明。
▼関連記事(前回の公演関連)
・2回目+バックステージツアー@NNTT(2012-06-07)
・本日はプルミエ@NNTT(2012-06-01)
▼参考動画
《さまよえるオランダ人》@リエージュ・ワロン王立歌劇場(2011年)におけるゼンタ役
同公演のゼンタ役に関するインタビュー
《ローエングリン》@デュースブルク・ラインオペラ(2014年)におけるエルザ役
《ダナエの愛》@ベルリンDOB(2011年)におけるダナエ役
《影のない女》@ベルリンDOB(2009年)における皇后役