気になるオペラ演出(28)アリオダンテ@独ミュンスター15年3月28日プルミエほか(演出: K.v. レンスブルグ
南アフリカ・ヨハネスブルグ出身の演出家だが、テノール歌手でもある。オペラ界で本格的な演出と歌手の兼業は珍しいのではなかろうか…キャリアはどちらが先かというと、もちろんテノール歌手として先に1991年モーツァルト「後宮」ベルモント役でデビューしている(2006年にはMETにもデビュー)。演出家としてのデビューは、2006年独ハレ歌劇場におけるモンテヴェルディの《オルフェオ(L'Orfeo)》。テノール歌手としても演出家としても、とくにバロックが得意のようである(活動はほとんどドイツ国内)。
▼参考動画
G.F. ヘンデル《アルチーナ》@独ニーダーバイエルン州立劇場(パッサウ)2014年10月25日プルミエ
W.A. モーツァルト《魔笛(Die Zauberflöte)》@独ミュンスター2013年11月30日プルミエ
ロッシーニ《チェネレントラ(La Cenerentola)》@独ケムニッツ2014年11月29日プルミエに関するインタビュー動画
▼テノール歌手として
《オルフェオ(L'Orfeo)》からのアリア"Vi Ricorda, O Boschi Ombrosi"