注目オペラ歌手(8)アウシュリネ・シュトゥンディーテ(Ausrine Stundyte, リトアニア)(S)
リトアニア出身のソプラノ歌手だが、名前のカナ表記は不確実。上記サイト内のBiographyによると、リトアニアの音楽アカデミーで学んだ後、2000年にライプツィヒの音楽演劇大学に留学、いくつもの奨学金や賞を受け、ケルン歌劇場の専属歌手(アンサンブル)となったようだが、現在では世界のあちこちで歌っている(来日歴はない?)。ちなみに先月から来年1月にかけては、サンパウロとシアトルでトスカにキャスティングされている。そのほか、Repertoireを見ると、レオノーレ(フィデリオ)、マッダレーナ(アンドレア・シェニエ)、ミミ(ボエーム)、蝶々さん(蝶々夫人)、マノン(マノン・レスコー)、カテリーナ(ム郡のマクベス夫人)、ジークリンデ(ワルキューレ)、クンドリ(パルジファル)などとあるので、声質はリリコ・スピントからドラマティコであることに間違いないだろう。
▼参考動画
カテリーナ役(《ムツェンスク郡のマクベス夫人》@アントワープ(2014年)C. ビエイト演出)
ジークリンデ役(《ワルキューレ》@パレルモ(2013年)G. ヴィック演出)
クンドリ役(《パルジファル》@リューベック(2012年)A. ピラヴァッキ演出)
蝶々さん役(《蝶々夫人》@ケルン(2008年))