先週の金曜日(4/26)にベルリン・コンツェルトハウス(
Konzerthaus Berlin, 旧シャウシュピールハウス)で行われた「ドイツ指揮者賞」(
Deutscher Dirigentenpreis)の公開選考会(コンサート)においてエストニア人で昨年(2012年)来KOBのカペルマイスターを務めるクリスティーナ・ポスカ(
Kristiina Poska, 1978-)が優勝したことを伝える
記事が目に留まった。女性指揮者であることは、写真を見るまでもないが、なんと本選のファイナリスト3人のうち2人が女性で、もうひとりは、
Eun Sum Kimという韓国人。ちなみに、別のもうひとりは、ドイツ人のイーヴォ・ヘンシェル(
Ivo Hentschel, 1976-)。韓国人の年齢は不明だが、若手の指揮者を対象としているようである。以下、両女性指揮者の参考動画。(個人的には、いずれも大いに好感がもてる指揮ぶりと言っておく)
© Peter Tjajkovskij Symfoni no 6, 1. sats 1/1 DRSO - Kristiina Poska(チャイコ6番)
Eun Sun Kim - Il viaggio a Reims(ロッシーニ・ランスへの旅)
実に面白い動画。エージェントのプロモーション用らしいが、オペラ実演時に舞台ではなく(観客を含めて)指揮者を真正面から撮った映像は珍しいのではないか。それにしてもプロンプターの経験でもあるのか、楽しそうに歌いながら振ってるねw