RE:鳥とエロチカ
2週間前の記事に書いたように、第1章「鳥とエロチカ―一七世紀風俗画の両義性」が「すでに圧巻」というか、意外というか、些かショッキングな内容なのだが、その方面に興味のある人にとっては必読と言えるかも知れない。
Table of Contents
第1章 鳥とエロチカ―一七世紀風俗画の両義性
第2章 「女の世界」の変転
第3章 教訓と愉しみのために
第4章 ボルは愛欲に勝つ―フェルディナント・ボル作「自画像」の意図するもの
第5章 静物画の解釈―その可能性と限界
第6章 画家見習いとミネルウァの秘密
第7章 オランダの山
第8章 シニフィエとしての箒―図像解釈学からの一考察
第9章 心の休息は欄干とともに―一七世紀肖像画の中の建築モチーフ
第10章 キリスト教の教訓に染まる異教の詩人
終章 さまざまなる見解