Das Notizbuch von ka2ka ― ka2kaの雑記帳

RE:鳥とエロチカ

オランダ絵画のイコノロジー』―読みきれないまま返却期限が来てしまい、継続して借りようとしたらすでに次の予約が入っていたため返却せざるを得なかった。それほどに面白い本である。買いたいのも山々だが、やや高め(定価9,975円)で、しかも2005年発行にもかかわらず、どこも品切れ状態で入手困難となっている(中古品に¥15,000の値が付いている)。
2週間前の記事に書いたように、第1章「鳥とエロチカ―一七世紀風俗画の両義性」が「すでに圧巻」というか、意外というか、些かショッキングな内容なのだが、その方面に興味のある人にとっては必読と言えるかも知れない。
Table of Contents
第1章 鳥とエロチカ―一七世紀風俗画の両義性
第2章 「女の世界」の変転
第3章 教訓と愉しみのために
第4章 ボルは愛欲に勝つ―フェルディナント・ボル作「自画像」の意図するもの
第5章 静物画の解釈―その可能性と限界
第6章 画家見習いとミネルウァの秘密
第7章 オランダの山
第8章 シニフィエとしての箒―図像解釈学からの一考察
第9章 心の休息は欄干とともに―一七世紀肖像画の中の建築モチーフ
第10章 キリスト教の教訓に染まる異教の詩人
終章 さまざまなる見解

by ka2ka55 | 2012-05-18 23:23 | | Comments(0)