オテロ視聴
というわけで、6日に初台で観劇予定のオペラ《オテロ》の予習を兼ねて2001年12月にミラノ・スカラ座でライヴ収録された公演のDVDを入手して視聴した。
ジュゼッペ・ヴェルディ(Giuseppe Verdi(1813-1901))▼「予習」などと気取って書いているが、要するにろくに筋もわからず、劇場で字幕ばかり見るのも癪なので、あらかじめ大筋だけでもアタマに叩き込んでおこうということ。
歌劇《オテロ》
Otello
全4幕のドランマ・リリコ
台本:アッリーゴ・ボーイト
演出:グレアム・ヴィック
指揮:リッカルド・ムーティ
ミラノ・スカラ座管弦楽団・合唱団
合唱指揮:ロベルト・ガッビアーニ
装置:エツィオ・フリジェリオ
衣装:フランカ・スクァルチアピーノ
2001年12月18、20日 ミラノ・スカラ座におけるライヴ収録
オテロ・・・・・・・プラシド・ドミンゴ(ヴェネツィア共和国の将軍。ムーア人でデズデーモナの夫(T))
ヤーゴ・・・・・・・レオ・ヌッチ(オテロの旗手。オテロとカッシオを妬んでいる(Br))
カッシオ・・・・・・チェーザレ・カターニ(オテロの副官。若くて美男(T))
ロデリーゴ・・・・・アンネッロ・チェロン(ヴェネツィアの貴族。デズデーモナに恋している(B))
ロドヴィーコ・・・・ジョヴァンニ・バッティスタ・パローディ(ヴェネツィアの大使(B))
デズデーモナ・・・・バルバラ・フリットリ(ヴェネツィアの貴族の娘。オテロの妻(S))
エミーリア・・・・・ロッサーナ・リナルディ(ヤーゴの妻。デズデーモナの侍女(Ms))
モンターノ・・・・・チェーザレ・ラーナ(キプロス島の前司令官(B))
伝令(B)・・・・・・エルネスト・パナリエッロ
▼例によってYTでも同じ映像が断片的に見られる。以下、第4幕で<柳の歌>を歌うデズデーモナ役のバルバラ・フリットリ。
はっきり申し上げて、バルバラ・フリットリはまったく好みのソプラノではない。声質、歌い方のほか容貌に関しても、まったくダメ。アタシよりはるかに年下のはずなのに8年も前の映像でこれだもの。十年後、二十年後を想像すると…まあ、あくまでも個人的な趣味の問題なんだけど。だからというわけでもないが、先日スカラ座とともに来日した際のリサイタルのチケットが取れなかったことに不満は一切なし(ウソじゃないよ)。