Das Notizbuch von ka2ka ― ka2kaの雑記帳

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注目オペラ歌手(87)アレス・ブリセイン(Aleš Briscein, チェコ)(T)

▼アレス・ブリセイン(Aleš Briscein, チェコ)(T)
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http://www.briscein.eu/en.html
来年(2017年)6月と9月にチェコのプラハ国立歌劇場(Státní opera Praha)で上演予定(6/8プルミエ)の《ローエングリン(Lohengrin)》に題名役で出演が予定されているチェコ出身のテノール。生年は不明だが、1995年に同歌劇場のソリストになったとあるので、40代半ばかもしれない。下記参考動画のローエングリン役は、たぶん2012年のインスブルックでの公演の模様。ちなみに来年のプラハでの公演の演出は、リヒャルト・ワーグナー(1813-1883)の曾孫でバイロイト音楽祭の総裁でもあるカタリーナ・ワーグナー(Kathalina Wagner, 1978-)が担当するという点でも注目される。
ところで、2012年8月以降の出演歴および今後の予定が掲載されているOperabaseのスケジュールを見ると、超メジャーな歌劇場の出演歴はないものの相当な場数を踏んでいることがわかる。なぜか未掲載ではあるが、今年を含めてプラハ国立歌劇場の引越し公演に帯同して何度も来日しているはずである。

▼参考動画







by ka2ka55 | 2016-11-30 12:00 | オペラ | Comments(0)

注目オペラ歌手(86)テリー・ウェイ(Terry Wey, 1985-, スイス)(CT)

▼テリー・ウェイ(Terry Wey, 1985-, スイス)(CT)公式HP
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Wikiの記事によれば、1985年9月15日スイス・ベルン生まれ(現在31歳)のカウンターテナー。1958年の間違いでは?などと疑ってはいけません。とはいえ、ウィーン少年合唱団出身なので、芸歴はすでに20年以上かもしれない。ちなみに本格的にコンサート及びオペラの歌手活動を始めたのは2003年(18歳)とのこと。
今回注目したのは、来年(2017年)1月に独ボン(Theater Bonn)で上演予定のヘンデルのオペラ《エジプトのジュリアス・シーザー(Giulio Cesare in Egitto HWV17)》(演奏会形式)でタイトルロールつまりシーザー役で出演予定であるため。ちなみに同公演のプルミエは元日(1/1)の19時開演という点でも注目される。

▼関連記事

▼参考動画







by ka2ka55 | 2016-11-22 04:00 | Comments(0)

注目オペラ歌手(85)ディナーラ・アリエワ(Dinara Alieva, 1980-, アゼルバイジャン)(S)

▼ディナーラ・アリエワ(Dinara Alieva, 1980-, アゼルバイジャン)(S)公式サイト
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Wikiの記事には「1980年12月17日アゼルバイジャンの首都バクー生まれ」とあるので現在まだ辛うじて35歳のソプラノ。2009年からソリストとしてロシア・ボリショイ劇場に所属している(デビューは《トゥーランドット》のリュー役)。ところで、あらためてアゼルバイジャンを地図で確認すると、北にはもちろんロシア、東端に位置する首都のバクーはカスピ海に面し、南はイランと国境を接し、西にはアルメニアとさらにトルコが位置しており、日常的にはロシア語も話されているようではあるが、こうした出身地から受ける印象/イメージも相まって、容貌や発声の点で独特の個性もしくは魅力が感じられる。

▼参考動画









by ka2ka55 | 2016-11-18 15:00 | オペラ | Comments(0)

気になるオペラハウス(33)ノヴォシビルスク国立オペラ・バレエ劇場(ロシア連邦シベリア・ノヴォシビルスク州)

ノヴォシビルスク国立オペラ・バレエ劇場(Novosibirsk State Academic Opera and Ballet Theatre)(ロシア連邦シベリア・ノヴォシビルスク州)
by ka2ka55 | 2016-11-16 18:00 | オペラ | Comments(0)

注目オペラ歌手(84)エカテリーナ・セメンチュク(Ekaterina Semenchuk, 1976-, ベラルーシ)(Ms)

▼エカテリーナ・セメンチュク(Ekaterina Semenchuk, 1976-, ベラルーシ)(Ms)

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1976年なのでまだソ連時代のベラルーシ共和国の首都ミンスク生まれで奇しくも(?)前記事のヴァージニア・トーラ(S)と同じく今年40歳のメゾソプラノ。デビューは24歳。ロシアのマリインスキー劇場に所属しているようだが、すでにミラノ・スカラ座やMETを含めて欧米の超メジャー歌劇場への出演歴がある(Operabaseのスケジュールを参照)。Wikiの記事にはサントリーホールでも歌っていると記載されているが、いつのどの公演なのか定かではない。ちなみに今回注目したのは、今年(2016年)1月から3月にかけてパリで上演された《イル・トロヴァトーレ(Il trovatole)》でアズチェーナ(Azucena)役で出演している収録動画(2016/11/10公開)が見応えあったから(下記参照)。


▼その他の参考動画





by ka2ka55 | 2016-11-13 18:00 | オペラ | Comments(0)

注目オペラ歌手(83)ヴァージニア・トーラ(Virginia Tola, 1976-, アルゼンチン)(S)

▼ヴァージニア・トーラ(Virginia Tola, 1976-, アルゼンチン)(S)HP
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http://www.virginiatola.com/photos-videos/?lang=en

先月(10月)ベルギーのリエージュで上演された《ナブッコ(Nabucco)》(題名役はL.ヌッチ)の収録動画(下記参照)がつい最近(2016/11/02)公開され、その中でアビガイッレ(Abigaille)役で出演しているのが個人的に注目されたソプラノ(2幕と3幕の間(1:25:50~1:33:02)にインタビューあり)。声種はドラマティコと言えるだろうが、アルゼンチン出身のオペラ歌手はちょっと珍しいかもしれない。Operabaseのスケジュールを見ると、ドイツではゼンパー(ドレスデン)に出演しているが、意外にもミラノ・スカラ座、ウィーン国立、ROH、METなどへの出演歴はなさそう。


▼その他の参考動画






by ka2ka55 | 2016-11-11 00:00 | オペラ | Comments(0)

新国立劇場オペラ研修生によるオペラ・ガラ・コンサート@ NNTT中劇場(2016/11/08)を聴きに行きました

昨日(11/8)、新国立劇場(NNTT)のオペラ研修所に在籍中の研修生14名 (第17期生5名、第18期生4名、第19期生5名)(*)によるガラ・コンサート(NNTT Young Opera Singers Tomorrow 2016)が開催され、物好きな私は当然、聴きに行きました。(*)第18期生も5名在籍していますが、コンサートには1名が都合により出演せず。
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私のような物好きが多いせいか、はたまた関係者が多いせいかは定かではないが、中劇場の1階のみとはいえ、客席はほぼ埋まっていた。しかし、「ガラ・コンサート」と銘打った割にはピアノ伴奏のみ、舞台には花一輪もない殺風景さにいささかがっかり。まあ、ようするに実質的に通常のコンサートとどこが違うのかというのが全体的な印象。参考までに、当日プログラムといっしょに貰ったチラシには以下のような理事長の「ご挨拶」が掲載されている。
 本ガラ・コンサートは、全日本空輸株式会社と新国立劇場によって、本年度より新たに創設された「未来のオペラ界を担う若手歌手を支援する為の制度―ANAスカラシップ」の一貫(ママ)として開催されます。プロのオペラ歌手を目指す者にとって、将来のキャリアに繋がるオペラ発祥の地・欧州での海外研修の充実は何ものにも代えがたいものです。この「ANAスカラシップ」により、本年は2年次生がミラノ・スカラ座アカデミーでの研修を9、10月に終えており、来年3月には3年次生がミュンヘンのバイエルン国立歌劇場付属オペラ研修所で研修を行います。イタリアやドイツの歌劇場の本場の空気が漂ようなか、歌のレッスンや音楽表現の指導のもと厳しくも充実した研修生活を過ごし、また現地でしか得られない多くの経験を体得することは、彼らのこれからの音楽人生にとって大きな財産となることでしょう。
出演者は全員がすでに過去のオペラ研修所公演に出演しているが、残念ながらそれらの公演は観ていないため、初めて聴く歌手ばかりだった。とはいえ、さすがに研修生だけあって、全員が一定のレベルに達していることは間違いなく、その意味での意外性はなかった。個別には、男声に関しては、興味の対象外であるバリトン(3名)とバス(1名)が非常に良く印象的だったのに対して、興味の対象で期待していたテノール(3名)がいずれもやや期待はずれだったのが残念。女声に関しては、戸口純『白狐』から"月夜"を歌った城村紗智(S)とグノー『ファウスト』から"トゥーレの王~宝石の歌"を歌った西尾友香理(S)が個人的には(選曲を含めて)特に印象的だった。トマ『ハムレット』から"私も遊びの仲間に入れてください"を歌った砂田愛梨(S)は最も多くの喝采を浴びていたが、同じトマなら『ミニョン』から"私はティタニア"を歌ってほしかった…。
全体として、英語の1曲を除き、イタリア語とフランス語の曲ばかりで、ドイツ語のアリア(けっしてないはずはない)が歌われなかったこと、またバロック(とくにヘンデル)のアリアも歌われなかったことが残念と言えなくもない。来年はミュンヘンに研修に行くようなので大いに期待しています。
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by ka2ka55 | 2016-11-09 22:30 | オペラ | Comments(0)

続)J.ドーデラー作曲《リリオム(Liliom)》@ミュンヘン州立劇場(2016年11月4日世界初演)とはどんなオペラなのか

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11/3付の記事
今月(11月)4日(11/4(金))ミュンヘンのゲルトナープラッツ劇場(Gärtnerplatz Theater)(ミュンヘン州立劇場)で世界初演(Uraufführung)として上演されるオペラ《リリオム(Liliom)》に関する記事が目にとまり気になったので少し調べてみた。
を投稿後に劇場が公開したトレーラーを含むいくつかの関連動画が見つかったので以下に掲載します。





by ka2ka55 | 2016-11-06 17:00 | オペラ | Comments(0)

注目オペラ歌手(82)アンジェラ・バローネ(Angera Vallone, 米)(S)

▼アンジェラ・バローネ(Angera Vallone, 米)(S)
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http://www.angelavallone.com/gallery/
前記事の動画(下記参照)の中でカウンターテナーと共演していたのが目にとまった米国出身のソプラノ。生年月日は不明だが、同カウンターテナーと同様、ジュリアード音楽院の修士課程に在籍中のようなので、同じく20代半ば(1991年前後の生まれ)とみられる。


オペラ歌手としての本格的なデビューは、来年(2017年)6月チリのサンティエゴで上演される《フィガロの結婚(Le nozze di Figaro)》におけるスザンナ役のようだが、さらには独フランクフルト歌劇場(Oper Frankfurt)の専属歌手になることも予定されている(Bio参照)。つまり歌唱の点では、まさにこれからのソプラノと言えるが、(個人的な好みは別にしても)容姿の点からは大いに注目されても不思議ではないだろう。




by ka2ka55 | 2016-11-06 08:00 | オペラ | Comments(0)

注目オペラ歌手(81)ヤクブ・ヨゼフ・オルリンスキ(Jakub Józef Orliński, ポーランド)(CT)

▼ヤクブ・ヨゼフ・オルリンスキ(Jakub Józef Orliński, ポーランド)(CT)HP
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生年月日は不明だが、おそらくまだ20代半ば(1990年前後の生まれ)とみられるポーランド出身のカウンターテナー。多くのコンクールで優勝・入賞歴があり、オペラ歌手としてすでにデビューもしている(2014年独アーヘンで上演された《アルチーナ(Alcina)》のルジェーロ役(下記動画参照)で出演)が、まだジュリアード音楽院に在籍する学生でもあるようだ。今後のスケジュールについては明らかでないが、公開されている動画を見る限り活躍が大いに期待できる有望な若手カウンターテナーと言えるだろう(余談ながらユダヤ系かもしれない…)。






by ka2ka55 | 2016-11-05 14:00 | オペラ | Comments(0)