Das Notizbuch von ka2ka ― ka2kaの雑記帳

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気になるオペラ舞台装置(1)オイリアンテ@フランクフルト他(舞台装置: H. シェーレ)

▼舞台装置(Bühnenbild): ハイケ・シェーレ(Heike Scheele, 墺)
オペラの演出は舞台装置や衣装などを含めて評価対象となるが、アイデアはともかく、演出家が舞台装置や衣装も担当することは稀でむしろ分業されているケースが圧倒的に多いと思う。たとえば、つねに印象的かつインパクトのある演出が特徴的なS. ヘアハイム(関連記事)のプロダクションにしても、Wikiの記事によれば、舞台装置(B)と衣装(K)はすべて彼以外の人が担当している。とくに1999年デビュー時の《魔笛》の演出で舞台装置と衣装を担当したH. シェーレは、その後もほとんどの舞台装置を担当している女性の舞台装置家(Bühnenbilderin)である。なかでも2008年から2012年までバイロイト音楽祭で上演されたヘアハイム演出《パルジファル(Parsifal)》でも舞台装置を担当し、これによりOpernwelt誌はシェーレを2009年度の「最優秀舞台装置家」に選んでいる。最近では、4月5日にフランクフルトでプルミエのウェーバー作曲《オイリアンテ(Euryanthe)》(J. エラス演出)の舞台装置を担当しており、めずらしく舞台装置にスポットを当てた動画(下記参照)が公開されていて興味深い。ちなみに同公演で衣装を担当しているG. フェルム(Gesine Völlm)もバイロイトの《パルジファル》で衣装を担当して同じく「最優秀衣装家」に選ばれている。

▼参考動画



by ka2ka55 | 2015-04-30 14:49 | オペラ | Comments(0)

受賞者一覧: 国際オペラ・アワード2015(Opera Awards 2015)@ロンドン2015年4月26日

結果(受賞者一覧)は以下の通り:
1. Accessibility(アクセス性)
 Den Norske Opera
2. Conductor(指揮者)
 Semyon Bychkov
3. CD (Complete Opera)(CD(オペラ全曲版))
 Offenbach: Fantasio, Opera Rara
4. CD (Operatic Recital)(CD(オペラリサイタル))
 Anna Bonitatibus: Semiramide: La Signora Regale, deutsche harmonia mundi
5. Chorus(合唱)
 Welsh National Opera Chorus
6. Designer(デザイナー)
 Es Devlin
7. Director(演出家)
 Richard Jones
8. DVD(DVD)
 Strauss: Elektra, Bel Air Classiques
9. Female Singer(女性歌手)
 Anja Harteros
10. Festival(フェスティバル)
 Bregenzer Festspiele
11. Male Singer(男性歌手)
 Christian Gerhaher
12. Newcomer(新人)
 Lotte de Beer
13. New Production(新プロダクション)
 Khovanskygate, Birmingham Opera Company
14. Opera Company(オペラ・カンパニー)
 Ann Ziff (Bill and Ann Ziff Foundation)
15. Readers' Award(読者賞)
 Aleksandra Kurzak / Jonas Kaufmann
16. Rediscovered Work(再発見作品)
 Rossini: Aureliano in Palmira, Rossini Opera Festival
17. Richard Strauss Anniversary Production(リヒャルト・シュトラウス記念プロダクション)
 Die Frau ohne Schatten, Royal Opera
18. World Premiere(世界初演)
 Boesmans: Au Monde, La Monnaie
19. Young Singer(若手歌手)
 Justina Gringyte

*Lifetime Achievement(特別功労賞)にはSpeight Jenkinsが選ばれている。

▼関連動画


Part 1

by ka2ka55 | 2015-04-27 07:37 | オペラ | Comments(0)

気になるオペラ演出(30)アルチーナ@ジュネーブ2016年2月15日プルミエほか(演出: D. ベッシュ)

▼演出: ダーヴィット・ベッシュ(David Bösch, 1978-, 独)
まだ先の話だが、ジュネーブ歌劇場の来シーズン、2016年2月15日にプルミエの新制作《アルチーナ(Alcina)》を演出予定の演出家。同演出家の名前を初めて知ったのは、5年ほど前にミュンヘン(バイエルン国立歌劇場)で上演された《愛の妙薬(L'elisir d'amore)》の映像を見たときだが、あまり趣味がよくない変な演出にもかかわらず、その後、何度も再演されているようである。これに限らずミュンヘンでの仕事が多いのは、バッハラー総裁のお気に入りか…来年の5月から7月にかけて上演される「マイスタージンガー(Die Meistersinger von Nürnberg)」(予告動画)も演出予定。しかし、個人的にはやはりジュネーブの《アルチーナ》の演出が気になる。ルッジェーロ役がマレーナ・エルンマン(Malena Ernman)だし…

▼参考動画




Monteverdi -L'Orfeo (全曲版










by ka2ka55 | 2015-04-26 23:45 | オペラ | Comments(0)

国際オペラ・アワード2015(Opera Awards 2015)@ロンドン2015年4月26日

▼すでに何度も記事にしているように、本日(4/26)ロンドンのサヴォイ劇場(The Savoy Theatre)で午後7時(日本時間27日午前2時)から国際オペラ・アワード2015(International Opera Awards 2015)の授賞式が開催される。授賞対象は以下の19部門:
1. Accessibility(アクセス性)
2. Conductor(指揮者)
3. CD (Complete Opera)(CD(オペラ全曲版))
4. CD (Operatic Recital)(CD(オペラリサイタル))
5. Chorus(合唱)
6. Designer(デザイナー)
7. Director(演出家)
8. DVD(DVD)
9. Female Singer(女性歌手)
10. Festival(フェスティバル)
11. Male Singer(男性歌手)
12. Newcomer(新人)
13. New Production(新プロダクション)
14. Opera Company(オペラ・カンパニー)
15. Readers' Award(読者賞)
16. Rediscovered Work(再発見作品)
17. Richard Strauss Anniversary Production(リヒャルト・シュトラウス記念プロダクション)
18. World Premiere(世界初演)
19. Young Singer(若手歌手)

▼各部門とも6~8名(作品やカンパニー等を含む)の候補(finalists)は発表されているが、受賞者は未定。個人的に特に興味のある部門については、すでに記事にしているが、中でも激戦と思われる演出家部門と女性歌手部門については、あくまでも個人的な好みの最有力候補として、演出家はデビッド・オルデン(David Alden)(関連記事)、女性歌手はリュドミラ・モナスティルスカ(Liudmyla Monastyrska)(関連記事)を挙げておきたい。

▼関連記事(International Opera Awards 2015: preview)(25日付The Telegraph)
by ka2ka55 | 2015-04-26 01:26 | オペラ | Comments(0)

続)気になるオペラ演出(17)魔笛(Die Zauberflöte)@チューリヒ2014ほか(演出: T. ギュルバカ)

*本日(4/24)オスロでプルミエの"La Traviata"の短いトレイラー(1時間前に公開)が目にとまったので貼り付けておきます。



▼以下、2015年2月18日付の記事
▼演出: タチヤーナ・ギュルバカ(Tatjana Gürbaca, 1973-, 独)(姓のカナ表記は間違っている可能性あり)
ベルリン出身の演出家。名門(?)の「ハンス・アイスラー音楽大学ベルリン」で演出を学び、2000年に《トゥーランドット(Turandot)》@墺グラーツの演出でデビューしている。個人的には2009年にベルリン(DOB)で観た《さまよえるオランダ人》の演出家なのだが、印象に残っているのは、終演後の「ブーイングの嵐」。その後、再演された様子はなさそうなので、やはり演出に難点があったのは間違いなさそう。しかし、Operabaseのスケジュールを見ればわかるように、ここ数年の欧州各地での仕事量はけっして少なくはない。やはり個人的には、あの「オランダ人」の演出家…という印象しかないのだが…

by ka2ka55 | 2015-04-24 23:25 | オペラ | Comments(0)

続)気になるオペラ演出(27)モーゼとアロン@ベルリン(KOB)15年4月19日プルミエ(演出: B. コスキー)

▼A. シェーンベルク作曲《モーゼとアロン(Moses und Aron)》@ベルリン(KOB)2015年4月19日(日)プルミエ19:00~(演出: B. コスキー)

▼その後、公開された動画を貼り付けます。



2015/04/21に公開




2015/04/22に公開

by ka2ka55 | 2015-04-23 00:27 | オペラ | Comments(0)

続)気になるオペラ演出(27)モーゼとアロン@ベルリン(KOB)15年4月19日プルミエ(演出: B. コスキー)

▼A. シェーンベルク作曲《モーゼとアロン(Moses und Aron)》@ベルリン(KOB)2015年4月19日(日)プルミエ19:00~(演出: B. コスキー)
▼以下、プルミエ後に公開された舞台写真およびいくつかのレビューを掲載します。
d0103632_2111777.jpg
非常に印象的なインパクトのある舞台写真だが、横たわっているのはほとんどが人形のように見える…


▼参考レビュー

●Wir sind das Volk
 DIE DEUTSCHE BÜHNE

●Auf einem hohen Berg von Leichen – Arnold Schönbergs „Moses und Aron“ an der Komischen Oper Berlin
 nmz online

●Barrie Kosky inszeniert "Moses und Aron" Schönberg geht ins Kino
 Tagesspiegel

●"Moses und Aron" in Berlin Schönbergs Zwölftonoper als Mammutprojekt
 BR KLASSIK

●Manipulierbarkeit der Massen
 Deutschlandfunk

●Moses und Aron, Komische Oper Berlin — review(英)
 FINANTIAL TIMES

●Zauberer in der Wüste
 Süddeutsche Zeitung

●Moses und Aron at The Komische Oper Berlin(英)
 Berlin Logs

●Großer Applaus: "Moses und Aron" in Berlin
 Hamburger Abendblatt

Opernetzの評は現時点では残念ながら未掲載
by ka2ka55 | 2015-04-21 22:27 | オペラ | Comments(0)

続)注目オペラ歌手(16)ユリアナ・アレクシュク(Uliana Alexyuk, ウクライナ)(S)

▼ユリアナ・アレクシュク ソプラノ・リサイタル(2015-01-02付の記事
  2015年4月20日(月)午後7時開演
  武蔵野市民文化会館 小ホール
  出演
  ユリアナ・アレクシュク(ソプラノ)
  斎藤雅広(ピアノ)

 *プログラム(曲目)は(アンコールを含めて)ココに掲載されている通り(まったく変更なし)

1月のチケット発売後すぐに完売となったリサイタルに行ってきた。三鷹の同ホールに行くのは初めてで、雨降りだし時間に余裕をもって家を出たにもかかわらず、三鷹の駅から道を間違えて吉祥寺方面へ行ってしまい、15分ほど開演を過ぎてホールに到着したため最初の3曲を聴き逃すというわたしにしては珍しい(?)失態をやらかす。立ち見で4曲目の"Quando me'n vo"を聴き、前半最後の6曲目"Je suis Titania"(下記動画参照)を聴けたので、まあよかったけど…


休憩後の後半は、前半とはがらっと(衣装もシックな濃紺のドレスから年相応(?)の淡い色の民族衣装を思わせるようなドレスに)変わって、すべて出身地ウクライナの歌を披露。初めて聴く曲ばかりで、今後も聴くチャンスがないような曲ばかりを熱唱してくれました。
by ka2ka55 | 2015-04-21 03:29 | オペラ | Comments(0)

速報: ニュルンベルクのジークフリート(2015年4月19日プルミエ)

昨年(2014年)11月12日の記事(気になるオペラハウス(3)ニュルンベルク州立劇場(Staatstheater Nürnberg)@独ニュルンベルク)の中で予告したように、やはり昨日(4/19)同劇場で一昨年からの「指環」の一環として《ジークフリート(Siegfried)》(TR: V. ヴォルフシュタイナー(Vincent Wolfsteiner))のプルミエがあり、終幕後の観客の反応を伝える記事(Beifall und Buhrufe für Nürnberger “Siegfried”)が目にとまった。それによると、歌手とオケには数分間のブラボーが、演出(G. シュミードライトナー(Schmiedleitner)チームには盛大なブーイングが浴びせられたようである。

▼参考動画


by ka2ka55 | 2015-04-20 11:38 | オペラ | Comments(0)

続)気になるオペラ演出(27)モーゼとアロン@ベルリン(KOB)15年4月19日プルミエ(演出: B. コスキー)

本日(4/19)プルミエのA. シェーンベルク作曲《モーゼとアロン(Moses und Aron)》@コーミッシェ・オーパー・ベルリン(KOB)だが、前回(2015-04-03)の記事の後、あらたに2件、関連動画が公開されているので例によって貼り付けておきます。



2015年4月17日公開




2015年4月9日公開


*関連記事(19日付のBerliener Zeitung)
by ka2ka55 | 2015-04-19 22:33 | オペラ | Comments(0)