Das Notizbuch von ka2ka ― ka2kaの雑記帳

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Tenor aus dem Steaklokal rettet Mahler-Konzert

テノールがステーキレストランから出てマーラーのコンサートを救う」―タイトル(直訳ではあるが誤訳ではないはず)を見ただけでは何のことやらさっぱりだが、部分的に笑えるニュースである。
30.03.2012 | 18:44 | (Die Presse)
Johan Botha sprang im letzten Moment im Musikverein für einen Kollegen ein, der einen Schwächeanfall erlitten hatte.

Er hatte soeben sein Abendessen – ein umfangreiches Steak – verzehrt, als das Telefon klingelte: Die Wiener Gesellschaft der Musikfreunde rief Johan Botha um Hilfe. Tenorkollege Torsten Kerl hatte wenige Minuten vor dem geplanten Auftritt, vermutlich aufgrund einer Kolik, einen Schwächeanfall erlitten. Auf dem Programm: Mahlers „Lied von der Erde“, die vorletzte vollendete Symphonie des Komponisten, eine Folge von sechs großen Gesängen mit fernöstlichen Texten – daher der ungewöhnliche Titel.

http://diepresse.com/home/kultur/klassik/745152/Tenor-aus-dem-Steaklokal-rettet-MahlerKonzert?_vl_backlink=/home/kultur/index.do
墺紙Die Presseの3月30日付文化欄の上記記事によると、ウィーンの楽友協会で29日(木)に行われたズービン・メータ指揮&ミュンヘンフィルのコンサートでマーラーの「大地の歌」の出番直前に急病(腎疝痛?)で倒れたテノール歌手トルステン・ケルルTorsten Kerl)の代役として、ステーキハウスで夕食中のテノール歌手ヨハン・ボータJohan Botha)が電話で呼び出され、タクシーで駆けつけて間一髪で演奏に間に合ったとのこと。
ヨハン・ボータといえば、昨年のバイエルン歌劇場の日本公演(ローエングリン)でも急遽代役として来日して大好評だったが、「白鳥の騎士」ならぬ「白鳥の力士」などと言われるほどの巨漢。ステーキを食べかけて店を飛び出し、あの巨体を揺らしてホールへ向かうシーンを想像すると、ちょっと笑える。それにしても、こうした代役が一瞬で見つかるところが、さすがにウィーンである。なお、トルステン・ケルルは回復に向かっているとのこと。
by ka2ka55 | 2012-03-31 20:46 | ニュース | Comments(0)

ジビエ

タイトルはフランス語の"Gibier"のカナ表記だが、ドイツ語では"Wild"(発音≒「ヴィルトゥ」),英語では"Game"に対応する。と言われてピンと来る人は、まあ、そこそこはいるかもしれないが、しいて日本語にすれば「狩猟鳥獣」つまり「狩猟によって食材として捕獲された野生の鳥獣」のこと。西洋絵画にはこの「狩猟鳥獣」を題材としたものが少なくない。たとえば以下の作品。
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一見、ルーベンス(1577-1640)が描いていそうだが、同時代のフランドルの画家フランス・スナイデルス(Frans Snyders,1579-1657)の作品でタイトルは「静物と雌犬と子犬と男女の料理人」(1625年頃製作、独ドレスデン・アルテ・マイスター絵画館所蔵)。ただし、スナイデルスは長年、ルーベンスの共同制作者の1人でもあったことからルーベンスの作品のいずれかに関わっているのも事実と思われる。個々の動物の描写はきわめて写実的でリアリティがあるものの絵全体として見ると、どこか現実離れしているのはルーベンスの作品と共通している。まあ、些か悪趣味で変な絵ではあるが、けっして残酷な印象を与えないのは、生きた雌犬と子犬、そして見えにくいが中央のテーブルの下に猫も描かれているからか。これらが「食材」として描かれていないので救われると言えなくもない。
とはいえ、ハクチョウやアオサギまでもが「狩猟鳥獣」として描かれているのにはやはり抵抗がある。ちなみに日本版ウィキの「狩猟」の記事によると、日本で狩猟許可されている鳥獣のうち鳥類は以下の28種とのこと。
ゴイサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、クロガモ、エゾライチョウ、ヤマドリ(コシジロヤマドリを除く)、キジ、コジュケイ、バン、ヤマシギ、タシギ、キジバト、ヒヨドリ、ニュウナイスズメ、スズメ、ムクドリ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、カワウ(平成19年度より追加)
しかし、これらの野鳥が(カモやキジやスズメ?などを除く)すべて食材として獲られているわけではないのは周知の通り。平成19年度より追加されたカワウもそうであるように、「有害鳥獣」として駆除の対象となっているのである。そして、残念ながらヒヨドリもどうやらその対象のようで、年間60万羽以上のヒヨドリが撃ち落されているらしい(未確認情報)。まあ、それだけ数が多いということでもあり、ある程度は許容すべきだとは思うが、ヒヨドリ愛好者の1人としてはやはり残念である。
ところで、撃ち落されたヒヨドリはその後どうなるのか。これはまったく初耳なのだが、食材として供されている土地がわずかに存在するらしい(つまり食べる習慣があるらしい)。もちろん日本国内の話だが、そんなブログの記事を発見した。題して「Bulbul Gibier~ヒヨドリのジビエ」("Bulbul"とはヒヨドリの英名)。掲載されているのは絵ではなく写真なので、上の作品と違ってやや残酷感(生々しさ)があるのでリンクは控える。まあ、他所の食文化についてトヤカク言うのも控えるべきだろう?
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by ka2ka55 | 2012-03-30 21:08 | | Comments(0)

本日の定点観測

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今年は梅の開花が例年と比べ1カ月以上遅れたので、桜もどうかと思ったが、昨年(2011年)の記事(開花予想)を見ると状況はほとんど変わらず、遅れても数日程度のようである。今日の暖かさでひょっとして開花するのではと近所の観測地点に行ってみたが、ちょっと早かった。
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桜は開花すれば、もちろんきれいで見応えはあるのだが、開花する寸前のちょうど今頃の状態がなぜか好きである
(250mm相当、1/320秒、F/5.0、ISO100、14:57撮影)

by ka2ka55 | 2012-03-29 19:01 | 自然 | Comments(0)

RE:オランダ人@初台

すでに5回の公演は20日(火)で終了し、今回は初日(8日(木))を観たためもう印象は薄れているが(早すぎるか?)、いまごろになっていくつかのブログ等の記事を読んで、「なるほど」と思ったり、「うそをつけ」と思ったり。いずれにしても公演としては可もなく不可もなし、ブラボーもブーイングも程々といったところか。ただ個人的には、幸か不幸か同演目をベルリンで最悪の演出で観ていたこともあり、演出に関しては一部で指摘されているほどのダメさは感じなかった。まあ、いい意味で想定外というか。
ただ1つだけ指摘しておくと、今回「合唱(とくに男声)は一貫して迫力があり」と書いた男声合唱に関して、部分的にPA(電気的な拡声)が使用されていたことは明らかなのだが、その理由については、合唱指揮のM氏のブログの記事(「新国立劇場のPA」)が興味深い。オペラ公演でPAが使用されると非常に違和感があるのは事実だが、今回の「オランダ人」には使用する正当な理由があることがわかる。以下、一部を引用。
 誓って言うが、少なくとも「さまよえるオランダ人」に関して、舞台上の全ての歌手及びオーケストラ・ピット内のオケの音は、決してマイクで拾って増幅させてはいない。「オペラは基本的に生の声と生音のオーケストラで演奏するもの」という大原則は、この劇場では徹底して貫かれている。

 ただ、裏コーラスの場合は例外である。特に第3幕「幽霊船の合唱」は、紛れもなくPA音である。しかも、舞台裏で誰かが歌っているのではなく、あらかじめ録音されたものを流しているのである。だって、「幽霊船の合唱」の陰コーラスのために、この作品の見せ場である「水夫の合唱」のメンバーを削るわけにはいかないのである。舞台上では、男声合唱団員50名が全員出演して、録音された同じ50名による「幽霊船の合唱」に反応しながら歌っている。
このあと、この合唱のために相当に複雑な作業をしていることが書かれているが、これもその意味では日本人だからこそできる芸当なのかもしれないと思うとともに、こういうのを読むとPA音を「興ざめ」とばっさり切り捨てるには少なからず躊躇いもある。それにしても興味深い記事なので、こういう記事こそプログラムに掲載すればいいのにとも思う。ちなみに今回のプログラムの巻末のインタヴューはM氏である。
by ka2ka55 | 2012-03-28 23:04 | 音楽 | Comments(0)

今宵の月

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昨日も夕刻に西の空に細い月と2つの明るい星がきれいに見えたが、「月齢4の細い月を金星と木星がはさみうちするというおもしろい光景」だったようだ。しかし今夜も同様の光景が見えたので何とか撮影しようとしたが、結局、月しかうまく撮れなかった。それならばと、1300mm相当+約2.5倍のデジタルズームで月のドアップを撮影(1/25秒、F5.6、ISO800、トリミングなし)。
by ka2ka55 | 2012-03-27 20:43 | 写真 | Comments(2)

ヒワ色

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カワラヒワ(たぶん♂)(1/640秒、F5.6、ISO100、若干トリミングあり)
このところ近所で頻繁に見かけるが、そろそろ繁殖時期なのか。写真は1羽しか撮れなかったが、すぐ近くにもう1羽いたので番と思われる。「縄張りは狭く、巣を中心に900m四方」とのこと。
よく見るまでもなく、これも非常にキレイな鳥で、「ヒワ色」という色はこのカワラヒワの羽毛の色に拠るらしい。
by ka2ka55 | 2012-03-26 23:41 | 写真 | Comments(0)

列記とした?

「私の人生は誤字脱字だらけ、おまけに切痔」と言ったのは誰だったか。いずれにしても、自分の誤字脱字を棚に上げて他人の誤字脱字を指摘するほど悪趣味な行為はないかもしれない。自分がつねに正しいわけでもないのに他人の誤りを喜々として指摘できるわけもない(このブログの記事もしばらくして誤字脱字に気づいてそっと書き直している場合がしばしば)。とはいえ、間違いは間違いなので、(一部のネット上では常態化しているように)もし意識的に(わざと)間違いと知って書いているのならともかく、間違いと知らずに書いているのであれば、やはり世の為人の為、指摘しておいても構わないだろう。

列記とした」は「とした」の誤りである

平仮名表記は「れっきとした」でも構わないものの、これをそのまま変換すると「列記とした」としか変換されず、これでは意味が通じない。つまり「歴然とした」とも言うように「歴とした」が正しい日本語である(たぶん)。

雀来て障子にうごく花の影    夏目漱石

漱石が俳句もたくさん作っていることは周知の通りだが(たぶん2千句以上)、なぜか、あまり巧い句を見た覚えがない。まあ、好みもあるのかもしれないが。しかし、本日たまたまココで目に留まった掲句はちょっと気に入った。漱石が東京帝大特待生の24歳のときの句だとか。
ところで、その漱石は字がものすごく下手でしかも誤字脱字だらけだったという説があるらしい。
by ka2ka55 | 2012-03-25 14:02 | 日本語 | Comments(0)

マリエッラ・デヴィーア(64)のアンナ・ボレーナ@フィレンツェ



これはスゴイ!何がスゴイかは(なぜピアノ伴奏なのかを含めて)ココを参照

by ka2ka55 | 2012-03-24 22:57 | 動画 | Comments(0)

In Deutschland gibt es 370 Musikwettbewerbe

タイトル通り「ドイツには370の音楽コンクールが存在する」という記事:
Nach jüngsten Erhebungen des Deutschen Musikinformationszentrums (MIZ) existieren in Deutschland rund 370 Musikwettbewerbe.

Das Spektrum reicht dabei von Interpretations- und Kompositionswettbewerben über Leistungsvergleiche für Chöre und Ensembles im Bereich des Laienmusizierens bis hin zu Innovationswettbewerben für Musikpädagogik und -vermittlung.

Die Verteilung lässt deutliche Schwerpunktbildungen erkennen: Unter den vom MIZ erfassten Musikwettbewerben stehen diejenigen für Tasteninstrumente an erster Stelle, gefolgt von den Kategorien Rock/Pop/Jazz, Gesang, Streichinstrumente, Komposition, Blasinstrumente sowie Wettbewerben im Bereich des Laienmusizierens (Chöre, Orchester, Instrumentalensembles).

Mehr Infos:www.miz.org/fokus_musikwettbewerbe_preise_stipendien.html (cf)

by ka2ka55 | 2012-03-23 23:18 | ニュース | Comments(0)

RE:ウィリアム・フリードキン

どうやらこのプルミエは限りなく失敗だったようである。
Hoffmanns Verzählungen an der Wien
William Friedkins Neuproduktion von Offenbachs "Les contes d'Hoffmann" im Theater an der Wien geriet zu einer Aufführung voller Irrtümer.
http://kurier.at/kultur/4489212-hoffmanns-verzaehlungen-an-der-wien.php

by ka2ka55 | 2012-03-21 14:40 | 音楽 | Comments(0)