Das Notizbuch von ka2ka ― ka2kaの雑記帳

カテゴリ:オペラ( 347 )

気になるオペラ演出(53)ドン・カルロ@パリ国立(17/10/10プルミエ)演出:K.ワルリコフスキ

▼演出:クリストフ・ワルリコフスキ(Krzystof Warlikowski, 1962-, ポーランド)
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http://www.nowyteatr.org/en/people/warlikowski
個人的に印象的なのは、昨年7月にエクサン・プロヴァンス音楽祭で上演されたヘンデルのオラトリオ《時と悟りの勝利(Il trionfo del tempo e del disinganno)HWV46》(下記動画参照)の演出なのだが、正直なところよくわからない奇妙な演出という点で印象的。また、最近では今月(7月)ミュンヘンで上演されたフランツ・シュレーカーのオペラ《烙印を押された人々(Die Gezeichneten)》の演出も話題になった(下記トレーラー参照)。これらを勘案すると、今年10月から11月にかけてパリ国立オペラ座で上演予定の《ドン・カルロ(Don Carlos》(10/10プルミエ)も何か風変わりな演出が予想される。ちなみに下記動画のインタビューを見ると(オペラ演出家としては普通とも言える)「ゲイ」であることはほぼわかるが、Wikiの記事によると、興味深いことに同性愛者にもかかわらず女性の舞台・衣装デザイナー(Małgorzata Szczęśniak)と結婚しているようである(Warlikowski ist, ungeachtet seiner Homosexualität,[1] mit der Bühnen- und Kostümbildnerin Małgorzata Szczęśniak verheiratet. Beide arbeiten auch beruflich eng zusammen und realisierten viele Theaterproduktionen gemeinsam.[2])。

▼参考動画






by ka2ka55 | 2017-07-31 12:00 | オペラ | Comments(0)

注目オペラ歌手(88)シルビア・シュワルツ(Sylvia Schwartz, 1983-, 西)(S)

▼シルビア・シュワルツ(Sylvia Schwartz, 1983-, 西)(S)
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https://www.wmct.on.ca/concert-series/sylvia-schwartz/
YouTubeに公開されたばかりの2014年にヴェルビエ音楽祭で上演された《フィデリオ》(演奏会形式)(下記参照)を観ていてマルツェリーネ役が目にとまり、調べたところ、ロンドン生まれのスペイン人のようである。それほど若くはない(1983年生まれなので今年34歳)が、歌唱力の点ではもちろん、その他の点でも十分に注目に値するソプラノと言えるだろう。来日歴については不明だが、少なくとも2013年以降に来日した形跡はなさそう(Operabaseを参照)。

▼参考動画






by ka2ka55 | 2017-07-17 00:30 | オペラ | Comments(0)

続)注目オペラ歌手(41)ヴァレンティナ・ナフォルニツァ(Valentina Naforniţa, 1987-, モルドバ)(S)

▼ヴァレンティナ・ナフォルニツァ(Valentina Naforniţa, 1987-, モルドバ)(S)
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すでに過去3回(下記参照)記事にしているモルドバ出身のソプラノ歌手だが、いつの間にかWikiに記事が掲載されて年齢(1987年生まれ)が明らかになったのと、昨年(2016年)ウィーン国立歌劇場で上演(再演)されたドニゼッティのオペラ《ドン・パスクワーレ》の収録動画(全曲)(下記参照)が公開されており、相変わらず、というかますますオペラ歌手にしておくのがもったいない(?)美貌とスタイルの良さに目が釘付けとなったため、再度(正確には再々々度)取り上げることにした。ちなみにWikiの記事によると、夫君はバリトン歌手のMihai Dogotariだとか…

▼参考記事
(1)注目オペラ歌手(41)ヴァレンティナ・ナフォルニツァ(Valentina Naforniţa, モルドバ)(S)2015-04-15
(2)続)注目オペラ歌手(41)ヴァレンティナ・ナフォルニツァ(Valentina Naforniţa, 1987-, モルドバ)(S)2015-05-08
(3)続)注目オペラ歌手(41)ヴァレンティナ・ナフォルニツァ(Valentina Naforniţa, 1987-, モルドバ)(S)2015-07-31

▼参考動画

<前半>

<後半>

<夫君とのデュエット動画>

by ka2ka55 | 2017-04-20 06:00 | オペラ | Comments(0)

再掲)注目オペラ歌手(76)ジェニファー・フランス(Jennifer France, 1987-, 英)(S)

▼ジェニファー・フランス(Jennifer France, 1987-, 英)(S)
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来年(2017年)2月から3月(2/17~3/5)にかけて独カールスルーエ・バーデン州立劇場(Badisches Staatstheater)で開催される第40回カールスルーエ・ヘンデル・フェスティバル(40. HÄNDEL-FESTSPIELE KARLSRUHE 2017)において上演予定のオラトリオ《セメレ(Semele)》(HWV58)でタイトルロールとして出演予定の英国出身のソプラノ歌手。エージェントのサイトに記載されている記事によると、2014年に27歳でキャサリン・フェリア賞(Kathleen Ferrier Awards)を受賞とあるので、おそらく今年29歳(1987年生まれ)。これまでの出演履歴を含むスケジュール一覧(Terminplan)や公開されている動画(下記参照)を見ると、スプレットもしくはリリック・コロラトゥーラと言えるだろう。

▼2017/02/17(現地時間)公開トレーラー

▼参考動画





by ka2ka55 | 2017-02-18 00:15 | オペラ | Comments(0)

サルヴァトーレ・シャリーノ作曲《ローエングリン(Lohengrin)》とはどんなオペラなのか…

《ローエングリン(Lohengrin)》といえばワーグナー(Wilhelm Richard Wagner (* 22. Mai 1813 in Leipzig; † 13. Februar 1883 in Venedig) 、ワーグナーといえば《ローエングリン》と言っても過言ではないほどに《ローエングリン》はワーグナーの最も有名で人気のあるオペラに違いない(参考記事)。一方、イタリアの現代音楽の作曲家サルヴァトーレ・シャリーノSalvatore Sciarrino, 1947-,伊パレルモ)が1982年から1984年かけて作曲した同名オペラ《ローエングリン(Lohengrin)》(1983年初稿初演(ミラノ))の存在を知っている人はそれほど多くないに違いない。かく言うわたしも昨年知ったばかりなので、あまり偉そうなことは言えないのだが、同オペラ(正確な表記はKammeroper)が今年4月に開催されるザルツブルク復活祭音楽祭(Osterfestspiele Salzburg)で上演され(関連サイト)、その後ドレスデンでも同プロダクションが同キャストで上演される予定である(関連サイト)ため、すこし調べてみた。
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▼参考動画






by ka2ka55 | 2017-02-13 08:30 | オペラ | Comments(0)

お気に入りアリアの競演(7)"Da Tempeste"(G.F. ヘンデル《ジュリアス・シーザー》第3幕 第7場より)

1月3日(火)に放送された「第60回NHKニューイヤーオペラコンサート」での森麻季(S)の歌唱動画を最後に追加しました(1/7追記)

▼"Da Tempeste"(G.F. ヘンデル《ジュリアス・シーザー》第3幕 第7場よりクレオパトラのアリア)
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昨日の記事の通り、ハマリつつある《エジプトのジュリアス・シーザー(Giulio Cesare in Egitto, HWV17)》…4時間近いオペラの中には印象的なアリアがいくつもあるが、その1つがこの終幕近くで歌われるクレオパトラのアリア。動画サイトにはピアノ伴奏版を含めると相当数が公開されているが、その中から特に「お気に入り」をいくつか貼り付けます。歌詞は下記の通り。
>>Da tempeste il legno infranto(難破した船が嵐から), Cleopatra's aria from Giulio Cesare<<

 Da tempeste il legno infranto, 嵐で壊れた船は
 se poi salvo giunge in porto,  ようやく無事に港へたどり着けば
 non sa più che desiar.     もうこれ以上望むことはない
 Così il cor tra pene e pianto,  だから苦しみと涙に暮れた私の心も
 or che trova il suo conforto,  今や落ち着きを取り戻し
 torna l'anima a bear.      再び喜びで満たされる。
*訳詞はココより

▼ダニエル・ドゥ・ニース(Danielle de Niese, 1979-, 豪)lyric soprano



全曲版(3:15:47~3:22:16)




ジュリア・レスヒバユリア・レージネヴァ(Julia Lezhneva, 1989-, 露)soprano




▼徐 藝俐(イェリー・サー=Yeree Suh, 韓国)soprano




▼アマンダ・フォーサイス(Amanda Forsythe, 1976-, 米)light lyric soprano




▼インガー・ダム=イエンセン(Inger Dam-Jensen, 1964-, デンマーク)soprano




▼ナタリー・デセイ(ドゥセ)(Natalie Dessay, 1965-, 仏)coloratura soprano



▼チェチーリア・バルトリ(Cecilia Bartoli, 1966-, 伊) coloratura mezzo-soprano




森麻季(Maki Mori, 1970-, 東京)soprano


2017年1月3日(火)第60回NHKニューイヤーオペラコンサートより

by ka2ka55 | 2017-01-07 22:11 | オペラ | Comments(2)

続)お気に入りオペラ歌手(14)ジュリー・フックス(Julie Fuchs, 1984-, 仏)(S)

▼ジュリー・フックス(Julie Fuchs, 1984-, 仏)(S)公式HP
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2カ月前(2016-10-29)の記事では言及しなかったが、今年9月にウィーンで上演されたドニゼッティのオペラ《連隊の娘(La Fille du regiment)》のマリー役つまり主役で出演しており、その全曲版動画が最近公開されたので掲載することにした。同公演(たぶんROHのプロダクションで演出はローラン・ペリー)は再演で2007年の公演ではマリー役はナタリー・デセイだったが、その全曲版動画も公開されているので、比較のために、これも掲載する。ちなみに、フックスと(すでにオペラは引退したらしい)デセイ(1965年生まれ)は約20の年齢差があり、2007年公演時のデセイが42歳に対してフックスは32歳。

▼2016年公演

▼2007年公演

by ka2ka55 | 2016-12-28 07:00 | オペラ | Comments(0)

動画: G.プッチーニ作曲《蝶々夫人》全曲@ミラノ・スカラ座(2016年12月7日プルミエ)を観る

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http://milano.repubblica.it/cronaca/2016/12/08/news/milano_prima_scala_madama_butterfly_incasso-153683801/
Giacomo Puccini
Versione originale Milano 1904

Tragedia giapponese in due atti
Libretto di Giuseppe Giacosa e Luigi Illica
(Ricostruzione della 1ª versione 1904 di Julian Smith;
Casa Ricordi, Milano)

Coro e Orchestra del Teatro alla Scala
Nuova produzione Teatro alla Scala
Durata spettacolo: 03 ore e 05 minuti incluso intervallo
Direttore Riccardo Chailly
RegiaAlvis Hermanis
SceneAlvis Hermanis e Leila Fteita
CostumiKristine Jurjāne
http://www.teatroallascala.org/it/stagione/2016-2017/opera/madama-butterfly.html

by ka2ka55 | 2016-12-09 03:30 | オペラ | Comments(0)

注目オペラ歌手(87)アレス・ブリセイン(Aleš Briscein, チェコ)(T)

▼アレス・ブリセイン(Aleš Briscein, チェコ)(T)
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http://www.briscein.eu/en.html
来年(2017年)6月と9月にチェコのプラハ国立歌劇場(Státní opera Praha)で上演予定(6/8プルミエ)の《ローエングリン(Lohengrin)》に題名役で出演が予定されているチェコ出身のテノール。生年は不明だが、1995年に同歌劇場のソリストになったとあるので、40代半ばかもしれない。下記参考動画のローエングリン役は、たぶん2012年のインスブルックでの公演の模様。ちなみに来年のプラハでの公演の演出は、リヒャルト・ワーグナー(1813-1883)の曾孫でバイロイト音楽祭の総裁でもあるカタリーナ・ワーグナー(Kathalina Wagner, 1978-)が担当するという点でも注目される。
ところで、2012年8月以降の出演歴および今後の予定が掲載されているOperabaseのスケジュールを見ると、超メジャーな歌劇場の出演歴はないものの相当な場数を踏んでいることがわかる。なぜか未掲載ではあるが、今年を含めてプラハ国立歌劇場の引越し公演に帯同して何度も来日しているはずである。

▼参考動画







by ka2ka55 | 2016-11-30 12:00 | オペラ | Comments(0)

注目オペラ歌手(85)ディナーラ・アリエワ(Dinara Alieva, 1980-, アゼルバイジャン)(S)

▼ディナーラ・アリエワ(Dinara Alieva, 1980-, アゼルバイジャン)(S)公式サイト
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Wikiの記事には「1980年12月17日アゼルバイジャンの首都バクー生まれ」とあるので現在まだ辛うじて35歳のソプラノ。2009年からソリストとしてロシア・ボリショイ劇場に所属している(デビューは《トゥーランドット》のリュー役)。ところで、あらためてアゼルバイジャンを地図で確認すると、北にはもちろんロシア、東端に位置する首都のバクーはカスピ海に面し、南はイランと国境を接し、西にはアルメニアとさらにトルコが位置しており、日常的にはロシア語も話されているようではあるが、こうした出身地から受ける印象/イメージも相まって、容貌や発声の点で独特の個性もしくは魅力が感じられる。

▼参考動画









by ka2ka55 | 2016-11-18 15:00 | オペラ | Comments(0)