Das Notizbuch von ka2ka ― ka2kaの雑記帳

Massimiliano Pisapia

観逃すな!」と言っても、本日が公演の最終日なので大半の人が観逃すであろう(現時点でまだ空席あり)。

ところで、何がそんなによかったのか。何がと聞かれると困るのだが、要するに、配役、演出、合唱、演奏(指揮&オケ)、美術(照明を含む)のすべてにおいて欠点らしい欠点は見つからなかったということだ。とくに配役については、完璧だった。タイトルロールのカリーネ・ババジャニアン(Karine Babajanyan)はもちろんよかったが、それ以上によかったのは、ピンカートン役のマッシミリアーノ・ピサピア(Massimiliano Pisapia)。変った名前にもかかわらずその名前を見ただけでは気づかず、その特徴的な体型を見て、昨年から何度もクラシカ・ジャパンで放映されている2005年にライプチヒで上演されたヴェルディの《仮面舞踏会》で主役のリッカルド役を演じていたテノールであることにやっと気づいた。しかし、このリッカルド役はヘンチクリンな衣装のせいか、それほどいいとは思わなかったが、ピンカートン役としては間違いなくハマリ役であろう。ちなみにスケジュールを見てみると、1月は東京以外でもパリでも3月にかけて、さらに3月中にハンブルク、5月にはヴェネツィア、9月にはパレルモでいずれもピンカートン役で出演が予定されていることからもわかるように、同役としてはいまや第一人者なのかもしれない。

例によってYTを検索してみると、今月一日にヴェネツィアで行われたニューイヤーコンサート(ガラ?)でピンカートン、いや、ピサピアが「清きアイーダ(Celeste Aida)」を熱唱している動画を見つけた。この直後に来日したと思われる。


Massimiliano Pisapia - Verdi - Aida - Concert - Venezia - 2009 (3/3)


いずれにしても、昨年2月にウィーンで観た"Madama Butterfly"とは比べものにならないほど今回の《蝶々夫人》はすばらしかった。今回のレベルの公演がつねに観られるのであれば、外来のバカ高い引越公演のチケットを買うことはないし、まして海外まで行くこともないかもしれない。ガンバレ、新国!
by ka2ka55 | 2009-01-24 02:35 | 音楽 | Comments(0)