Das Notizbuch von ka2ka ― ka2kaの雑記帳

La Traviata ― Ich bin eine Hxxx

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一昨日(23日)ベルリンの歌劇場「コーミッシェ・オーパー」でプレミエ上演された"La Traviata"の記事を読んだ。そして掲載されていた写真を見て思わず、のけぞった。さすがに「コーミッシェ」だけのことはある。

最近は日本でも《椿姫》ではなく(または《椿姫》が併記されて)《ラ・トラヴィアータ》として上演される傾向にあるのかもしれない。たとえば、今年6月(初台)の新国は相変わらず《椿姫》だったが、8月(新百合ヶ丘)の藤原歌劇団は《ラ・トラヴィアータ》だったし、来年2月に東京二期会も《ラ・トラヴィアータ》で上演するようだ。
そもそも原題の"La Traviata"には「椿姫」などという意味はないのだから「椿姫」として上演すること自体、無理がある。その意味では正しい傾向と言えるだろう。ただし、《ラ・トラヴィアータ》の正しい意味が問われたとき、どう答えるべきか。また、《椿姫》ではなく《ラ・トラヴィアータ》とした場合に集客に影響があるのかどうか。

どこの国でもオペラは原語で上演されるのが一般的だが、「コーミッシェ・オーパー」は例外的にすべての演目がドイツ語で上演されることになっている。したがって、2月に観た《セビリアの理髪師》もドイツ語で上演され、しかも時代等の設定が1960年代のベルリンに移し替えられていた。まあ、これはベルリンでだからこそ可能な演出と言えるだろう。
今回の"La Traviata"も当然、ドイツ語で上演され、演出は今年の"Opernwelt"誌で最優秀演出家に選ばれた(鬼才?)ハンス・ノイエンフェルス(Hans Neuenfels)。カーテンコールではブーイングもかなり飛んだようだが、当然のことながらオーソドックな演出ではないことは写真(たぶん第二幕の後半のシーン)を見れば(いや見なくても)わかる。


Verdi - La Traviata - Opera Parody
これは泣ける!?

by ka2ka55 | 2008-11-25 16:34 | 音楽 | Comments(0)