Das Notizbuch von ka2ka ― ka2kaの雑記帳

フェルメール+ハンマースホイ+ロッシーニ

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先々週(7日)に行く予定だった「フェルメール展」(東京都美術館)と同時開催中の「ヴィルヘルム・ハンマースホイ展」(国立西洋美術館)を見に上野へ。同じく文化会館であればよかったが、残念ながらオーチャードのため「ロッシーニ・ナイト」を聴きに地下鉄で渋谷まで移動。

▼フェルメール展
 もっと空いていると思ったら意外と混んでいた。それでも待ち時間ゼロでフェルメールの7作品を見ることができた。しかし、じっくり鑑賞する雰囲気とは言い難く、とっとと退室せざるを得なかった。
 7点中4点が日本初公開とのことだが、果たしてどれが「目玉」なのか。個人的には、『ワイングラスを持つ娘』がドイツのブラウンシュバイクにある(今年2月に行く筈だった)アントン・ウルリッヒ美術館蔵ということもあり印象的と言えなくもない。また、やはり日本初公開の『ヴァージナルの前に座る若い女』(個人蔵)があまりにも小さい(縦25×20㌢)のには驚いた。
▼ハンマースホイ展
 絵よりも名前(Vilhelm Hammershøi, 1864-1916)が気になっていた。最後の「ホイ」は何なのか。デンマークではそれほど珍しくないようなのだが、どんな意味があるのか。
 日本というかアジアで初の回顧展だそうだが、もちろん、こんな画家がいたことも初めて知った。生前にはヨーロッパで高く評価され、デンマークを代表する作家のひとりだったが、没後、急速に忘れ去られ、近年、再び脚光を浴びているとのこと。
 フェルメールが7点に対してハンマースホイは86点もあり、ホントに好きな人にとっては喜ばしき回顧展だと思うが、モノトーンで似たような絵が多いため、それほど好きでない人にとっては…
 静謐なタッチなどフェルメールの影響を受けているというのは、その通りだと思うが、入場者数もいい意味でフェルメール展の影響を受けているかもしれない。
by ka2ka55 | 2008-11-22 00:57 | 美術 | Comments(0)