Das Notizbuch von ka2ka ― ka2kaの雑記帳

平日マチネ― 誰も働いてはならぬ

d0103632_1845450.jpg
というわけで、自宅で昼飯を食べて初台へと向かった。
もともとオペラの観客の年齢層は相当に高めだが、予想どおり、平日マチネとなるとさらに高くなるようだ。
で、本日の演目は言わずと知れた《トゥーランドット》。プッチーニは個人的に苦手のわりにはなぜか今年になって、《ボエーム》(1月初台)、《蝶々夫人》(2月ウィーン)、《三部作》(8月上野)に次いで4作目の実演観賞となる。じつは今回、直前まで《トゥーランドット》の「あらすじ」さえマトモに把握していなかった。わかっていたのは、中国(北京)が舞台であることと、最も有名な「誰も寝てはならぬ」のアリア。しかしこのアリアにしてもどんな文脈で歌われるのか知らなかった。
したがって、知ったようなことを書くわけだが、今回の演出について、あちこちのブログ等ですでに「ネタバレ」されており、それを読んでいたせいもあるのか意外なほど違和感がなかった。しかしいずれにせよ、その演出の意図については、プログラムに掲載された演出家(ドイツ人)の談話を読まなければ、いきなり観てもわからないだろう。あれは、「プロローグ」と「エピローグ」なのだということなど。つまりオーソドックスな演出の《トゥーランドット》を期待して行くと、なんじゃこれとなってしまう。
また、その演出の意図のせいもあるのか、とくに「リューの死」にはグッとくるものがあった。まあ第3幕のこのあたりはどこかSMっぽいハナシでもあるのだが…そりゃ、トゥーランドットはどうみても「女王様」だし。
いや、たいへん結構な意外にも楽しめる平日マチネであった。(3階正面2列目B席(13.2K)にて)
d0103632_4122880.jpg

by ka2ka55 | 2008-10-07 18:45 | 音楽 | Comments(0)