シワヨセ
ところが、別の聞いた話によると、いま初台で上演中の《アイーダ》に出演しているラダメス役のテノール歌手マルコ・ベルティのギャラの相場は本番1回につき1000万円以上なのだとか。1演目ではなく本番1回につき。つまり今回は某スポンサー企業のための貸切公演1回を含む7回の本番があるので、単純計算で7000万円以上。ま、これだけでびわ湖ホールの予算の半年分というわけ。いや、そりゃ、スッゲー歌手であることは聴けばわかるけど、それにしてもね。でも、それで納得。今回の《アイーダ》はチケットが即日(2時間?)完売で観たくても観られない人がごまんといるにもかかわらず、追加公演ができない理由。もともと出血大サービスなんだね。あとでシアワセではなくシワヨセがこなければいいけど。