ちゃいよん
<マリス・ヤンソンスがその名を世に知らしめたオスロ・フィルとのチャイコフスキー交響曲全集の中で、「悲愴」と並び高い評価を得ているのがこの4番です。第1楽章冒頭から、丁寧かつ大胆に前へ前へと進みゆくヤンソンスの緩急のバランス感が見事。ひとつひとつの細かい強弱の対比に説得力があるヤンソンスのスタイルは、とりわけ第2楽章の歌い方にその特徴が表れており、文字通り美しいカンツォーナ。(satt)>
このような有名な曲だとNMLではいくつものバージョンを聴き比べることができる。聴き比べられる耳があるかどうかは別にして。
ところで以前記事にしたバレンボイム+シガゴフィルによる名演の「YxxTxxx」版は削除されてしまったようだ。ヒジョーに残念。著作権法違反が問題であることは十分に承知しているが、まだ辛うじて削除されずに見られる相当数のお宝映像が存在するのも事実。