Das Notizbuch von ka2ka ― ka2kaの雑記帳

続)注目オペラ歌手(14)イスマエル・ジョルディ(Ismael Jordi, 1973-, スペイン)(T)

▼イスマエル・ジョルディ(Ismael Jordi, 1973-, スペイン)(T)
約1年半前(2014-12-31 02:57)の記事で取りあげたテノール歌手だが、来年3月にNNTTで上演予定の《ルチア》で主役の1人であるエドガルド役にキャスティングされているのを見落としていたので、あらためて取りあげるとともに同記事を再掲。
テノール、とりわけベルカント系のテノールはやはりラテン系に限る…と思わせるような好みの声質のスペイン出身のテノール。必ずしも若手ではないため「注目オペラ歌手」として取り上げるのはいささか不本意ではあるが、METやスカラ座にはデビューしていない(?)という点で注目したい(意味不明)。
《ルチア》すなわち《ランメルモールのルチア(Lucia di Lammermoor)》は、タイトルからしても主人公はルチアであることは間違いないが、その兄のエンリーコと恋人のエドガルドが同等に主役と言っても過言ではなく、とくに幕切れで自害するエドガルドの最後のアリア(Tu che a dio spiegasti l'ali)の場面は、ルチアの「狂乱の場」と同様にテノールの最大の聴かせどころのひとつであり、このオペラで泣けるかどうかは、この最後のエドガルドの絶唱にかかっているとも言える。
ところで、イスマエル・ジョルディのエドガルドは、これまで動画でしか観たことはなく、欲を言ったらキリがないが、けっしてわるくはないと思う。ルチア役のオルガ・ペレチャッコと同様、ベストではないにしても申し分のないキャスティングと言えよう。ちなみに昨年(2015年)2月にスイス・ローザンヌで上演された"La traviata"ではペレチャッコ(ヴィオレッタ役)とジョルディ(アルフレード役)は共演している(下記動画参照)



尚、Operabaseに掲載されているスケジュールによると、来年3月のNNTTの公演(3/14初日)前にはチューリッヒの同演目(Lucia di Lammermoor)で同じくエドガルド役にキャスティングされているため、当然ながら来日するのは同公演の楽日(2/19)以降ということになる。

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・気になるオペラ演出(48)ルチア@新国立劇場(NNTT)2017年3月14日プルミエ(演出: J-L.グリンダ) 2016-06-08

▼参考動画
























by ka2ka55 | 2016-06-29 00:35 | オペラ | Comments(0)