Das Notizbuch von ka2ka ― ka2kaの雑記帳

V.D.キルヒナー作曲《Gutenberg》全1幕@独エアフルト(16/03/24世界初演)とはどんなオペラなのか

ドイツ国内だけでも今月から来月にかけていつくもの世界初演(Uraufführung)オペラの上演が予定されている(OperabaseのHöhepunkteを参照)が、その中で今月24日(3/24)にエアフルト劇場(Theater Erfurt)で上演される"Gutenberg"がちょっと気になるので少し下調べ。
作曲はフォルカー・デイビッド・キルヒナー(Volker David Kirchner, 1942-)というマインツ出身のドイツ人作曲家。これまでに10本以上のオペラを作曲しているが、"Gutenberg"は2011年から2012年かけて作曲され、台本も本人によるものらしい。ところで、"Gutenberg"(グーテンベルク)を知らない人はいないと思うが、15世紀に活版印刷技術を発明したといわれる、あのヨハネス・グーテンベルクである。興味深いことに、同作曲家と同様、グーテンベルクもマインツ出身であり、しかもグーテンベルクはエアフルト大学(1392年創設)に学んだ可能性もあるということなので、その意味では、エアフルトは同作品の世界初演の地としてうってつけと言えなくもない(もちろんマインツで上演しても構わないのだが)。
しかし、オペラの内容は、グーテンベルクは登場するものの、必ずしも彼の時代の話というわけではなく、9つのシーンかなら成る全1幕の中には、なぜかスティーブ・ジョブズも登場するようである(配役)。指揮はスウェーデン生まれのスイス人Samuel Bächli(1954-)、演出はドイツ出身の女性演出家Martina Veh(1971-)。
by ka2ka55 | 2016-03-13 16:05 | オペラ | Comments(0)