女性指揮者はお好きですか(2)オクサーナ・リーニフ(Oksana Lyniv, 1978-, ウクライナ)
ネットを検索すると某ブログの記事(オクサーナ・リーニフ(Oksana Lyniv)さん)がヒット。やや古い(2008年7月)記事だが、経歴について、以下のように記載されている。
リーニフさんはウクライナのブロディ生まれ。ボグダン・ダシャクの下で指揮を学びながらプロンプターに、後にルヴィフ・オペラの首席指揮者のアシスタントになる。2004年4月にバンベルク交響楽団により開催された第1回グスタフ・マーラー指揮者コンクールで出場者299名の中で第3位入賞を果たし、引き続きこのオーケストラの指揮者ジョナサン・ノットのアシスタントとなる(ちなみにに、この時の第1位は既に有名になっているベネズエラ出身のドゥダメル、同じく3位には松沼俊彦も入賞している)。このとき、つまり30歳前後で来日していたようだが、今37歳なのでまだ十分に若く、しかも(ウクライナ出身だけあって)佳人と言えるだろう。
2005年以降、活動の本拠地をドレスデンに移し、ドレスデン音楽大学のエッケハルト・クレム教授のマスタークラスを卒業。ドイツ学術交流会、ゲーテ・インスティテュート、オスカー&ヴェーラ騎士財団から奨学金を受ける。2007年以降、ドイツ音楽評議会の指揮者フォーラムから助成金を受ける。既にドイツの約20のオーケストラと共演し、バイエルン放送のための録音・録画、フランス、ルーマニア、スイスにも客演している。2008年よりウクライナのオデッサ歌劇場と契約を交わすことになっている。
なお、2013/14年シーズンからバイエルン歌劇場の専属だが、地位としてはGMDのキリル・ペトレンコのアシスタントであり、今年の大晦日から来月8日まで同歌劇場で5回上演される《こうもり(Die Fledermaus)》では千秋楽の8日(金)のみペトレンコに代わって指揮することになっている。
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