Das Notizbuch von ka2ka ― ka2kaの雑記帳

気になるオペラ演出(43)アイーダ@ベルリンDOB(15年11月22日プルミエ)演出: B.v.ペーター

▼演出: ベネディクト・フォン・ペーター(Bednedigt von Peter, 1977-, 独ケルン)
名前が珍しい、というか印象的だがケルン出身のドイツ人。1977年生まれの38歳とのことなので演出家としては若手と言えなくもない(しかし、来年(2016年)7月からスイス・ルツェルン劇場のインテンダント(総監督)に任命されており、あなどれない)。2003年にハンブルク歌劇場でキャリアをスタートし、ペーター・コンヴィチュニー、クリストフ・ロイなどの助手を務めている。これまでにハイデルベルクの《エフゲニー・オネーギン》(2007/08)、フランクフルトの《群盗》(2008/09)、ベルリンKOBの《フィデリオ》(2009/10)、バーゼルの《パルジファル》(2010/11)、ハノーファーの《椿姫》(2011/12)、ブレーメンの《ボエーム》(2013)、ハノーファーの《ドン・ジョヴァンニ》(2014)などを演出しているが、今回気になった、というか注目したのは、ベルリンDOBで先月から上演中(12/10まで)の《アイーダ(Aida)》の演出。Opernnetz評では総合で満点に評価されているが、とくに演出に関しては、けっして演奏会形式ではないにもかかわらず、以下の短いトレイラーからでもわかるように、指揮者(アンドレア・バッティストーニ)とともにオーケストラが舞台の奥に、合唱が客席側に配置されているという、きわめて変則的なもの(映像が使用されるのはもう珍しくない)。さらに、衣装(とくにラダメス役)などもまるでプローべにしか見えず、およそ通常の「アイーダ」の舞台のイメージからかけ離れている(コンヴィチュニーの影響か…)。ちなみにラダメス役は韓国人テノールのアルフレッド・キム(Alfred Kim)。



▼参考動画








by ka2ka55 | 2015-12-05 05:55 | オペラ | Comments(0)