Das Notizbuch von ka2ka ― ka2kaの雑記帳

注目オペラ歌手(42)デルフィーヌ・ガルー(Delphine Galou, 1977-, 仏)Contralto

▼デルフィーヌ・ガルー(Delphine Galou, 1977-, 仏)Contralto
1977年生まれとのことで「若手」とは言い難いが、コントラルトの歌手は比較的(相当に?)珍しいので、いわば例外的に取り上げる(来日しているかどうかは不明)。尚、「Contralto(コントラルト)」は「Alto(アルト)」と同義でWikiには以下のように記載されている。
アルト(伊 alto)は、女声の声域(声種)のひとつで、コントラルト(contralto)とも言う。 イタリア語の「高い」が原義で、テノールよりも高い音域を指すようになった。 現在では女声の低い声を言い、女声を2部に分けたときの下の声部、3部に分けたときの一番下の声部の名前ともなる。 おおむねアルト歌手はF3からB5くらいの声域をもち、4声体和声や合唱ではG3からE5くらいが用いられる。
ちなみに「日本におけるアルト歌手の数は現在、非常に少なく希少なものである」とのことだが、じっさいに「著名なアルト歌手」として名前が挙がっている日本人アルト歌手は知らない人ばかりで、そのほとんどが物故者。もっとも名前が挙がっている外国人にも物故者が多く、辛うじて現役で私でも知っているのは、ナタリー・シュトゥッツマン(Nathalie Stutzmann, 1965年-, 仏)ぐらい。その意味でも、まだ30代のアルト歌手としてデルフィーヌ・ガルーに注目するのは当然といえば当然と言えよう。
しかし、声域の関係もありバロックが得意分野であることは間違いなさそう。というか、Operabaseによるとバロック以外の出演歴や今後の出演予定は見当たらない。とくに最近出演した公演の中では、今年1月から2月にかけてブリュッセル(モネ劇場)とアムステルダムで上演されたヘンデル作曲《タメルラーノ(Tamerlano)HWV 18》(C.ルセ指揮、P.オーディ演出)(全曲版)が公演そのものとしてもアンドロニコ(Andronico)役としても出色と思われる(下記動画参照)。「あらすじ」はココを参照。

▼参考動画



<第1幕 3場 アンドロニコのアリア"Bella Asteria il tuo cor mi difenda">
アステリア役はソフィー・カルトホイザー(Sophie Karthäuser)(S)




<第2幕 8場 アンドロニコのアリア"Piu D'Una Tigre Altero">




<第1幕 2場 タメルラーノ(Christophe Dumaux(CT))のアリア"Vuo dar pace a un alma altera">




<第3幕 最終場 四重唱"D'altra notte gia mirarsi a scorno">

by ka2ka55 | 2015-06-09 01:00 | オペラ | Comments(0)