Das Notizbuch von ka2ka ― ka2kaの雑記帳

気になるオペラ演出(16)ルイザ・ミラー(Luisa Miller)@ハンブルク2014ほか(演出: A. ホモキ)

▼演出: アンドレアス・ホモキ(Andreas Homoki, 1960-, 独)
この演出家(2012年からチューリヒ歌劇場のインテンダント)については、これまで何度も本ブログで記事にしているので今更の感もなきにしもあらずだが…気になる、というより、お気に入りと言えるかもしれない。しかし、これまでに相当数の同氏演出作品のうち実演に接したのはそれほど多くなく(いや、むしろ少なく)、日本でも上演された《ばらの騎士》(2008年横浜)(これはその後2010年にベルリン(KOB)でも観ている)、《ボエーム》(2010年横浜)、《フィガロの結婚》(2013年初台)(2003年の初上演からすでに4回再演されている)ぐらい。メッセージ性の高い演出とみられているが、いわゆる「レジーテアター」といわれるような極端な読み替えで押し付けがましい演出ではないところがいい。概して印象的なのは視覚的に群衆(合唱)の動かし方がうまく、心理的描写に優れている点など…

▼参考動画



《ルイザ・ミラー(Luisa Miller》@ハンブルク(2014年11月16日プルミエ)




《ローエングリン(Lohengrin)》@チューリヒ(2014年9月21日プルミエ)




《フィデリオ(Fidelio)》@チューリヒ(2013年12月8日プルミエ)




《椿姫(La Traviata)》@デュースブルク(2013年10月8日プルミエ)




《ムツェンスク郡のマクベス夫人(Lady Macbeth von Mzensk)》@チューリヒ(2013年4月7日プルミエ)




《ファウスト(Faust)》@ハンブルク(2011年1月30日プルミエ)




《ニュルンベルクのマイスタージンガー》@ベルリン(KOB)(2010年9月26日プルミエ)




《椿姫(La Traviata)》@ドレスデン(2009年10月2日プルミエ)




《ボエーム(La Bohème)》@ベルリン(KOB)(2008年プルミエ)




《ばらの騎士(Der Rosenkavalier)》@ベルリン(KOB)(2006年プルミエ)

by ka2ka55 | 2015-02-17 21:49 | オペラ