Das Notizbuch von ka2ka ― ka2kaの雑記帳

最近の医師新聞(Ärzte Zeitung)から(9) 9/1~9/7

(88)「イブプロフェンが高山病を予防?:いわゆる「高山病」の症状は、標高2500m以上に長く滞在していると低圧低酸素により現れる場合があるが、無作為化二重盲検でイブプロフェンが軽度の高山病を予防できることがわかった」 Höhenkrankheit:Ibuprofen fürs Gebirge URL (9/7付)

(87)「ギリシャでデング熱に対する不安:先月30日(木)にギリシャの港町パトラスの病院で84歳の男性が、おそらくデング熱が原因で死亡した。ギリシャでは1920年代に大流行して以来、ほぼ85年ぶりの感染症例」 Griechenland:Angst vor Dengue-Fieber URL(9/7付)

(86)「早漏で悩む男性をメスで救済:早漏男性の(包茎切開を含む)陰茎背神経の選択的切除によって射精コントロールの改善に成功し、膣内挿入後から射精までの時間が平均で術前の1.1分から術後の3.8分に延長した(中国の研究)」 Nerven-Resektion:Skalpell stoppt schnellen Samenerguss URL(9/6付)

(85)「1型糖尿病患者の5割、2型糖尿病患者の9割までにはEDがある/きわめて重要なのは、EDがつねに明らかにすべき別の血管疾患のマーカーであるということ『心のアンテナとしてのペニス』(ミュンヘン大のSchaaf教授)」 Fast immer ein Paar:Potenzschwäche und Diabetes URL (9/5付)

(84)「FIFAの医務部長Dvorak教授がプロおよびユースサッカーでのサプリメント(栄養補助食品)の過剰な摂取に警告/未検査薬の摂取によるドーピング検査で陽性のリスクやメーカーの市場戦略が選手の行動に及ぼす影響などを指摘」 Nahrungsergänzung:FIFA warnt vor dauerhaftem Konsum URL(9/5付)

(83)「ミュンヘン工科大のBickel博士の算定によると、ドイツでは2050年までに認知症患者が毎年4万人ずつ増えて現在の140万人から約300万人に達する/90歳以上の超高齢者の41%が認知症となり、患者の70%が女性」 Demenz:Jedes Jahr 40.000 Kranke mehr URL (9/4付)

(82)「パーキンソン病の治療手段が視野に/カリウムイオンチャネル(K-ATP)が黒質のドーパミン産生神経細胞の活性パターンの決め手になることを、ドイツ国立ゲノム研究ネットーワーク(NGFN)所属の研究者グループが突き止めた」 Morbus Parkinson:Morbus Parkinson URL (9/4付)

(81)「HIVとエイズに対する多くの人々の恐怖は衰えた?/独ケルンの連邦健康啓発センター(BZgA)の最新の調査によると、HIVとエイズを最も危険な疾患の1つと考える国民は昨年時点で13%(1987年には65%)だった」 HIV und Aids:Die Furcht lässt nach URL (9/3付)

(80)「4,366人を対象としたオランダ・ロッテルダムの研究:赤身肉や鶏肉と比べソーセージを毎日食べると糖尿病に罹るリスクが高くなる/ソーセージに含まれる(インスリン耐性を高める)終末糖化産物(AGEs)の関与の可能性」 Studie:Erhöhtes Diabetes-Risiko bei täglichem Wurstverzehr URL (9/3付)

(79)「『ゾンマー博士』として知られる心理療法士マルチン・ゴールドシュタイン氏(85)が先月31日(金)に独デュッセルドルフのホスピスで亡くなったと家族が発表/独最大の若者雑誌《Bravo》でかつて15年間、読者に性啓蒙の助言を行った」 Sexualaufklärer der Bravo:Dr. Sommer ist tot URL (9/2付)

(78)「てんかん患者は発症時にすでに認知機能障害のリスクが高い/自己判断と客観テストとの驚くべき食い違い/独ボンの研究者らによる神経科診療所の新患者247例に対する検査結果」 Epilepsie:Kognitive Defizite URL (9/1付)
by ka2ka55 | 2012-09-09 04:54 | ニュース