Das Notizbuch von ka2ka ― ka2kaの雑記帳

4月20日

某ブログ(Gesamtkunstwerk)の最新記事で知ったのだが、ベルリンに3つある大きなオペラハウスのうちの1つベルリン・ドイツ・オペラ(Deutsche Oper Berlin)で予定されている2つの公演の上演日を入れ替えるという奇妙な日程変更が発表された(劇場発表記事)。
入れ替える公演はワーグナーの《リエンツィ(Rienzi)》とヤナーチェクの《イエヌーファ(Jenufa)》。問題の上演日は4月20日(金)なのだが、この日付でピンとくる人は相当な「通」に違いない。



つまり日程変更の理由として挙げられているのは、当初上演が予定された4月20日はアドルフ・ヒトラーの誕生日であり、《リエンツィ》はヒトラーのお気に入りの作品だったという点で「ハウス内での議論の末、当夜における同演目の上演は個人的理由により困難または不可能であるとスタッフは表明、日程の入れ替えを決定した」とのこと。
さらに言えば、今回上演される《リエンツィ》は2010年に新演出で上演された公演の再演なのだが、上のサワリの動画からも窺われるように、実在したとされる原作の登場人物のリエンツィ、イレーネ、ローマ市民をそれぞれヒトラー、エヴァ・ブラウン、ベルリン市民に置き換えた演出であり、すでに相当に物議を醸したものらしい。
しかし、WELTオンライン版27日付の関連記事などを読むと、もう少し複雑な経緯もあるようにみえる。
by ka2ka55 | 2012-01-27 09:23 | ニュース | Comments(0)