「
ハルツ山地とバイエルンで冬の始まり」(
Wintereinbruch im Harz und in Bayern)を伝える独B紙8日付の
記事。
「ドイツには山がない」と言った人もいた(ドイツ語の"Berg"には「山」と「丘」の意味がある)が、ドイツ
北部中部のハルツ山地の最高峰は海抜たった1,141mの
ブロッケン山だ。そこに8日今シーズン初めて雪が降ったそうだが、10月のドイツで雪が降るのはけっして珍しくないとはいえ、同記事によると先週はまだ20℃を超えていた(2日の気温21.9℃)というからニュースになるのも頷ける。しかも相当の積雪らしく、この時期としては1895年以来2度(1956年と1994年)しか記録していない雪の量だとか。一方、ドイツ南部バイエルン州とオーストリア・チロル州の国境にあるドイツ最高峰(2,962m)の
ツークシュピッツェ山では新雪がすでに35cm積もっているそうである。