Das Notizbuch von ka2ka ― ka2kaの雑記帳

Mitridate, rè di Ponto

モーツァルト(1756-1791)のオペラ《ポントの王ミトリダーテ》(Mitridate, rè di Ponto)K.87(74a) は、モーツァルトが声変わりを迎えたときに書いていたオペラだという。モーツァルトのことだから変声期にすでにオペラの一つや二つを書いていても驚きではないが、同作品の製作年は1770年なので、14歳で声変わりというのは意外と遅めかもしれない。

それはともかく、同作品は現在ミュンヘンで行われているオペラフェスティバル(Die Münchner Opernfestspiele 2011)の一環としてプリンツレーゲンテン劇場(Prinzregententheater)で上演されるが、今月21日(木)のプルミエ(初日公演)がラジオ(BR-Klassik)で生中継(日本時間22日午前2時~)される予定。LIVE

主要なスタッフ&キャストは下記の通りだが、アスパージア役にキャスティングされているのは以下のYT動画(2006年ザルツブルク音楽祭のガラコンサート)の中でも同役のアリアを歌っているパトリシア・プティボン。昨年3月にウィーン楽友協会で聴いたプティボンには少なからずガッカリさせられたため個人的には評価を下げているが……今回は果たしてどうか。



3幕オペラ・セリアKV87
2011年7月21日(木)プリンツレーゲンテン劇場(ミュンヘン)19時開演

アイヴォー・ボルトン(指揮)
ダヴィッド・ベッシュ(演出)

ミトリダーテ(ポントの王)……バリー・バンクス(テノール)
アスパージア(ミトリダーテの婚約者)……パトリシア・プティボン(ソプラノ)
シーファレ(ミトリダーテの次男)……アンナ・ボニタティバス(メゾソプラノ)*
ファルナーチェ(ミトリダーテの長男)……ローレンス・ザッゾ(カウンターテノール)*
イズメーネ(パルティア王の娘)……リセット・オロペサ(ソプラノ)
マルツィオ(ローマの護民官)……アレクセイ・クドリャ(テノール)
アルバーテ(ニンフェアの領主)……中村恵理(ソプラノ)*

バイエルン州立歌劇場合唱団
バイエルン州立歌劇場管弦楽団

ちなみに同オペラはモーツァルトがカストラート(去勢歌手)のために書いたものらしく、*印はオリジナルではカストラートが歌ったという。
by ka2ka55 | 2011-07-13 14:20 | 音楽 | Comments(0)