Das Notizbuch von ka2ka ― ka2kaの雑記帳

RE:Angst vor radioaktiven Strahlen

19日付の南ドイツ新聞に掲載された記事(2011-06-20)とほとんど同じなのだが、おそらく同記事のソースと思われる通信社(dapd)発の記事
Bayerische Staatsoper vor Zerreißprobe
19.06.11 | 12:58 Uhr
Die Bayerische Staatsoper steht vor einer Zerreißprobe. Teile der Belegschaft wehren sich wegen möglicher Strahlengefahren nach der Reaktorkatastrophe von Fukushima gegen eine Teilnahme an der für Herbst geplanten Japan-Tournee des Münchner Opernhauses.
見出しの"Zerreißprobe"には「重大試練」などの意味があるが、「正念場のバイエルン州立歌劇場」と解釈してみた。
同歌劇場の日本巡業は9月12日から10月12日までの1カ月間、公演(9月23日から)は横浜の1回を除き東京(上野と渋谷)のみで予定されているが、なぜかやる気満々なのは同歌劇場の総裁(Intendanz)バッハラー氏(Nikolaus Bachler)のみのようである。以下、今月6日に東京で行われた記者会見での発言を一部引用。
もちろん私たちの歌劇場でも、日本公演について不安の声がありました。ドイツでは、原発事故について過激な情報が流れていましたから。そのような中で、公演実施についての安全性を示しながら、皆を安心させることが重要でした。現在のところそれはうまくいっていると思います。
(ソリスト歌手の来日について)先のことは誰にも断定できません。しかし9月まで、まだ3カ月あり、その間に状況が良くなるかもしれないという希望があります。また今回(記者会見出席のため)来日する前に、ソリスト全員に日本公演への参加について尋ねたところ、キャンセルを申し出た歌手は一人もおりませんでした。もちろん9月に来日した時点で、誰かのキャンセルをお伝えすることが絶対にないとは言えません。しかし、必ず上手くいくと思っています
ちなみに主なソリストは、エディタ・グルベローヴァ、ヨナス・カウフマン、エミリー・マギー、ワルトラウト・マイヤーなどだが、(ドイツ人の)カウフマンに関しては、つい最近行われたメトロポリタンの公演では(原発事故を理由に)キャンセルしているので果たしてどうなるか。
いずれにしても、「現在のところそれはうまくいっている」という総裁の見解は、上の記事からもかなり疑わしい。ソリストはともかく、オーケストラや合唱や技術者を含めて約400人のスタッフ(Belegschaft)の一部が「反日本公演」らしいことは、日本人で同合唱団員の方のブログ(14日~15日付の記事参考)からも明らか。もちろん劇場側としては、スタッフに日本行きを強制しているわけではなく、仮に拒否しても「無給休暇」扱いになるだけのようである。
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昨年3月に訪れた際のバイエルン州立歌劇場(なぜか個人的には無理に来日してくれなくてもいいと思っていたりする)

by ka2ka55 | 2011-06-21 04:30 | ニュース | Comments(0)