きょうは久しぶりに新国立劇場(新演出《コジ》のオペラトーク)に行った後、劇場前からバスで渋谷へ。震災前に前売券を入手していた「
フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展」を見て来た。閉幕(5/22(日))が迫っていることや休日ということもあり、そうでなくても広いとはいえない館内はスシヅメ状態。ゆっくりじっくりの絵画鑑賞には程遠く、しかも相変わらず照明は薄暗い(けっして節電対策ではないはず)。海外(ほとんどドイツ語圏)の美術館では、どんな名画でも行列することなく、ゆっくりじっくり鑑賞できて照明はずっと明るいのに……。今回の絵画展はフランクフルトのシュテーデル美術館の所蔵作品ということで、じつは目玉のフェルメールの作品《地理学者》は2007年8月(
当該記事)に同美術館を訪れた際に見ていて写真まで撮ってあった(日本ではもちろん写真撮影は禁止だがあちらではほとんどの場合、フラッシュなしでの撮影は許可されている)。