イタリアのミラノへ(から)は日本から(へ)直行便(
JALとアリタリア航空)が出ているが、そのせいかどうか、ミラノの空港といえば、市内から約50km離れた
マルペンサ国際空港が唯一の空港と思われがち。つまり遠距離の国際線は例外なくこの空港を離着陸するからだ。ところがミラノにはもう一つ、なんと市内中心部からわずか5kmほどしか離れていない第二の空港として
リナーテ国際空港がある。日本で言えば、ちょうど成田と羽田のような関係。
一昨年の3月、ミラノに行った際、ミュンヘン経由で往復したときもマルペンサ国際空港を利用したので、実はリナーテ国際空港の存在をつい最近まで知らなかった。リナーテは主に国内線と近距離の国際線に使用されているとのことだが、たとえばルフトハンザ航空でドイツ(フランクフルト)からミラノ入りする場合もミラノを出る場合も、両方の空港が使用されているのを確認。もちろんリナーテの方はまだ利用したことはないが、成田と羽田の位置関係を考えれば、どちらを利用した方が(少なくとも時間的には)有利であるか、答えは明白であろう。
*JALのミラノ直行便は昨年(2010年)9月を最後に廃止されたとのこと。