Das Notizbuch von ka2ka ― ka2kaの雑記帳

Luisa Miller



このところワーグナー(1813-1883)の《ワルキューレ》(初演年1870年)漬けのためか久しぶりにヴェルディ(1813-1901)を聴きたくなって聴いたのがなぜか《ルイザ・ミラー》(初演年1849年)。ヴェルディ中期の三大傑作といわれる《リゴレット》(同1851年)、《イル・トロヴァトーレ》(同1853年)、《椿姫》(同1853年)とほぼ同時期の作品ということもあり、とくに《リゴレット》と《椿姫》とはストーリーにおける人間関係や音楽的な面で「似てる」と思わせる箇所が随所に存在する。いわばヴェルディ節とでもいうのか、ワーグナーを聴いた直後だと些か軽薄に聞こえる感じもしないでもないが、しばらく聴いていると、ワーグナーとは別の意味で心地よくなる。ワーグナーの音楽は(意外にも)相当にセンチメンタルであることを《ワルキューレ》を聴いていると感じるのだが、ヴェルディの音楽はセンチメンタルとはちょっと違う。これはいったい何だろう? ちなみに《ルイザ・ミラー》の原作はシラー(1759-1805)の戯曲『たくらみと恋』(1784年)である。
by ka2ka55 | 2010-11-09 21:36 | 動画 | Comments(0)