Das Notizbuch von ka2ka ― ka2kaの雑記帳

Die Walküre(1)

ワーグナーの「ニーベルングの指環」―第1日のタイトルは、日本語ではただの《ワルキューレ》なので特に気にならないが、原語(ドイツ語)では"Die Walküre"となっていて、読みは「ディ ヴァルキューレ」。この"Die"は何かというと、言うまでもなく定冠詞であり、憖っかドイツ語が(多少)わかると、この定冠詞の用法が気になってくる。英語であれば、定冠詞は1種類(the)しかないので大して問題とはならないが、ドイツ語では冠される名詞の性や数や格によって定冠詞は目まぐるしく変化するのである。つまりドイツ語の名詞には男性、女性、中性の3種類の文法上の性があり、定冠詞が必要な場合には、それぞれ(単数で1格の場合)der, die, dasの定冠詞(複数で1格の場合は性に関係なく"die")を付けなくてはならない。
ところで、そもそも"Walküre"とは何なのか。以下、ウィキの「ワルキューレ」の記事を引用:
ワルキューレ(ドイツ語:Walküre)は、北欧神話に登場する複数の半神。戦場において死を定め、勝敗を決する女性的存在である。彼女たちは王侯や勇士を選り分け、ヴァルハラへ迎え入れて彼らをもてなす役割を担ったが、これは尚武を旨(むね)とするヴァイキングの思想を反映したものと考えられる[1]。
日本語として定着した「ワルキューレ」は、Walküre のドイツ語での発音「ヴァルキューレ」に由来する。北欧神話の原語である古ノルド語では、単数形が valkyrja(ヴァルキュリア、ヴァルキュリャ)、複数形は valkyrjur(ヴァルキュリウル)で、語義は valr(戦場で横たわる死体)と kjόsa(選ぶ)を合わせたもので、「戦死者を選ぶ女」を意味する[2]。英語では valkyrie(ヴァルキリー)という。
ちなみに「ヴァルハラ(ドイツ語:Walhalla)は、北欧神話における主神オーディン(=ヴォータン)の宮殿。古ノルド語ではヴァルホル(Valhöll、戦死者の館)という。」
by ka2ka55 | 2010-11-06 23:13 | ドイツ語/外国語 | Comments(0)