Das Notizbuch von ka2ka ― ka2kaの雑記帳

どこのどいつ?

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胸元を見ないと(いや見ても)性別不明と言えなくもない―これは一体誰なのか(出典はココ

ワルトラウト・マイヤー(Waltraud Meier、写真)といえば、思い出される(忘れられない)のは、今年3月にベルリンで観た《トリスタンとイゾルデ》の公演(写真記事)。3月の観劇旅行では主役の降板が相次ぎ散々な目に遇ったわけだが、このマイヤーも直前まで風邪のためキャンセル寸前だった。しかし辛うじて舞台に上がったはずの当日のパフォーマンスは「神がかり」的な演唱で度肝を抜かれたのである。やはりこの人はタダモノではない。そんなマイヤーを観られた/聴けたことで「神は私を見捨てなかった」と思ったものだ。
だから今回の一件(記事によると、チューリッヒ歌劇場で上演中の《トリスタンとイゾルデ》(再演)で当初イゾルデ役で出演予定のマイヤーが世界的に有名な指揮者ベルナルド・ハイティンク(Bernard Heitink)と音楽的に意見が対立して降板、再演初日(10/5)にその原因をつくった指揮者に対して観客が(声を限りに)ブーイングを浴びせた)では、観客の気持ちはよーくわかるのである。しかも相手役のトリスタンは、ベルリン公演と同じペーター・ザイフェルト(Peter Seiffert)だからなおさらだ。ちなみにマイヤーの代役はバルバラ・シュナイダー=ホーフステッター(Barbara Schneider-Hofstetter)が務めている。
by ka2ka55 | 2010-10-08 16:58 | ニュース | Comments(0)