Das Notizbuch von ka2ka ― ka2kaの雑記帳

Kate Lindsey

d0103632_14172674.jpg
先の観劇旅行ではけっして悪夢ばかり見ていたわけではない。捨てる神あれば拾う神あり。そう、まさに女神のように輝いていたのが、ケイト・リンゼイ(写真)だった。
この米国バージニア州リッチモンド出身のメゾソプラノは当初、22日に上演された《フィガロの結婚》でケルビーノ役としてキャスティングされていて、同じく伯爵夫人の役でキャスティングされていたバルバラ・フリットリ(S)よりも個人的には期待していた。ところが、18日の《セビリヤの理髪師》でロジーナ役だったヴェッセリーナ・カサロヴァ(Ms)がなぜか降板してしまい、その代役として(思いがけず)登場したのが、このケイト・リンゼイだったという次第。見事に歌って演じる若くて美人でお金持ちの箱入り娘(ロジーナ)と伯爵のおませな小姓(ケルビーノ)を同時に楽しめたのは、(ほとんど期待していなかった)カサロヴァが降板してくれたおかげにほかならない。その意味でカサロヴァには大いに感謝したい。
by ka2ka55 | 2010-04-09 05:17 | | Comments(0)