Das Notizbuch von ka2ka ― ka2kaの雑記帳

マダマ バタフライ

プレミエといえば、「音楽の友」誌12月号の「スクランブル・ショット」に興味深い記事が掲載されていた。
先月17日チューリヒでプレミエ上演された《蝶々夫人(Madama Butterfly)》を観た日本人(中 東生)によるレポート。かなりお怒りのご様子。
 真っ白な舞台に出て来たゴローは荒木経惟を模し、芸者達のポラロイドをなめ回す。料理人は総刺青。黒子の代わりに白塗りにふんどし姿の4人と荷物持ちの筋骨隆々な黒人までいると、ピンカートンとシャープレスは南欧のマフィアのようだ。そこへ十二単衣におすべらかしの公家風花嫁衣裳で蝶々さんが登場し、寝間着はバレリーナのチュチュ風という、アサガロスの滅茶苦茶な演出への憤怒と戦い続けた一夜だった。しかし、カーテンコールではブーイングもなく、周りは甘受していたのが空恐ろしかった。現代のスイス人にも、このような奇異な国として日本は映っているのだろうか。

by ka2ka55 | 2009-11-24 12:04 | ニュース | Comments(0)