Das Notizbuch von ka2ka ― ka2kaの雑記帳

初オペラトーク

「オペラトーク」なるものに初めて行ってみた。
オペラトークとは「作品や演出について芸術監督、指揮者、演出家等がご案内する催しです」。
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新国立劇場2009/2010シーズン
オペラ「ヴォツェック」
オペラトーク
新国立劇場(初台)ホワイエ/11月7日(土)午前11時半開演・午後1時終演/自由席1K
▼出演者▼
ハルトムート・ヘンヒェン  指揮
アンドレアス・クリーゲンブルク  演出
長木(ちょうき)誠司  司会進行
萩原 潤  ヴォツェック(カヴァー)/バリトン
並河 寿美(ひさみ)  マリー(カヴァー)/ソプラノ
成田 勝美  鼓手長(カヴァー)/テノール
ピアノ: 小埜寺 美樹
通訳: 蔵原 順子
▼演奏曲目▼
(1)1幕3場より (ヴォツェックとマリーのシーン)
(2)1幕5場より (マリーと鼓手長のシーン)
(3)3幕2場より (ヴォツェックとマリーのシーン)

上演間近(11月18日初日)の作品について演出家と指揮者の話を聞くことにどれほどの意味があるかわからないが、まあこれも「予習」の一環として参加してみた。冗談ひとつ言わず、いかにも実直そうな演出家も指揮者もザクセン出身らしくドイツ語はわかりやすかったが、まずは通訳を褒めておこう。いや相当にうまい通訳だった。
それと、主要なシーンから3曲披露してくれた歌手3人はカヴァーであることが実にもったいないほどの見事な歌唱(参考ブログ)。それもそのはず、みなさん、国内の公演であればタイトルロールの経験者ばかりだからなあ。その意味ではコストパフォーマンスの高さを感じたひとときだった。
by ka2ka55 | 2009-11-08 00:31 | 音楽