Das Notizbuch von ka2ka ― ka2kaの雑記帳

生P.P.@初台

昨年初来日で大好評につき(?)早くも再来日してくれたパトリシア・プティボン(P.P.)の「オペラ・アリア With オーケストラ」と題する1回目のコンサートを聴きに初台へ。
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10月31日(土) 午後3時開演 東京オペラシティ・コンサートホール/2階右1列A席7k/★★★★☆
ソプラノ:パトリシア・プティボン(Patricia Petibon)
指揮:デイヴィット・レヴィ(David Levi)/管弦楽:東京フィルハーモニー管弦楽団
曲目(★=オーケストラ)
▼第一部
モーツァルト:歌劇《コジ・ファン・トゥッテ》より序曲★
モーツァルト:アリア《大いなる魂と高貴なる心》K.578
リジェル:交響曲第8番ト短調より 第1楽章★
ハイドン:歌劇《薬剤師》第3幕よりヴォルピーノのアリア<ご機嫌よう、親愛なるセンプローニオ>
モーツァルト:交響曲第22番 ハ長調K.162★
モーツァルト:歌劇《ポントの王ミトリダーテ》第2幕より、アスパージアのアリア<重い苦しみに>
休憩(20分)
▼第二部
バーバー:弦楽のためのアダージョ★
バーバー:<この輝く夜にきっと>
バクリ:《3つのラブ・ソング》Op.96 <美と愛> <永遠の間ずっと> <これが愛>
バーンスタイン:コミック・オペレッタ《キャンディード》より序曲★
バーンスタイン:コミック・オペレッタ《キャンディード》第1幕より クネゴンデのソロ<着飾って、きらびやかに>
コープランド:バレエ曲《アパラチアの春》より フィナーレ★
アーレン/デュプラ編:<虹の彼方に>
▼アンコール曲
コールポーター:<いつもさようならを(Ev'ry Time We Say Goodbye>
午後5時終演

今年3月ミラノ・スカラ座での《アルチーナ》の公演以来の生P.P.である。今日の衣装は前回の白(薄いピンクだったか)とは違って黒。とくに意味はないとは思うが…
第一部で印象的だったのは、2曲目のハイドンのアリア。ハイドンのオペラで(奇妙なタイトルとも言える)《薬剤師》があるのは知っていたが、めったに上演されないオペラ・リストに記載されているほどなので、もちろん初聴。「オペラ・ブッファ」の先駆的作品(1768年作)だそうだが、ハイドンって、やっぱりこんなのを書く作曲家だったか。18世紀だからなあ。このアリアは「終幕で若者ヴォルピーノ(ズボン役)が歌い上げるおどけた一曲」とプログラムにある通りの曲で、P.P.にはうってつけの曲とも言えよう。
第二部が(冒頭のオケの演奏を含めて)とくにすばらしく聴き応えがあった。第一部の古典からがらりと変わって(衣装は変らず)、20世紀の曲ばかりだが、とりわけ2曲目のニコラ・バクリ(1961-)作曲《3つのラブ・ソング》は実にうつくしい曲。もちろん初めて聴く曲だが、それもそのはず作曲者自身のホームページには「アジア初演」と記されているとか。《キャンディード》については、まあ、言うことなし。ただ、最後の<虹の彼方に>やアンコール曲の"Ev'ry Time We Say Goodbye"などの選曲にはちょっと疑問。
明後日(2日)、2回目の「歌曲の夕べ」が楽しみ。
by ka2ka55 | 2009-10-31 17:28 | Comments(0)